日本の市場環境に合った小さな高級車
カローラ・アクシオがフルモデルチェンジした。開発中「100万円を切る価格設定にする」などという情報も流れていたけれど、発表されてみたら1.3リッターエンジンを搭載する最廉価グレードでも139万5000円。横滑り防止装置VSCとサイドエアバッグは標準装備されるものの、決して安くない。
カローラの原点に戻り、「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」をテーマに全てを見直したという新型カローラアクシオ
ちなみにVSCとエアバッグ、オプション設定で合計10万円少々。CVTと合わせて20万円だとしても、120万円である。100万円を切る、は間違ったスクープだったようだ。今やクルマの売れ行きはコストパフォーマンスで決まるといってもいい。そういった点からすれば競争力不足か?
逆に豪華さを狙っている。最上級グレード『1.5LUXEL』のインテリアなどウッド調パネルを配すなど、小さな高級車風。考えてみれば「大昔」にカローラを購入きていたようなユーザー層は、70歳代に突入し始めてます。もはや大きなボディのクルマだと持てあまし気味。
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1.5LUXELのインテリアは、かなり豪華な雰囲気を醸し出している