同じ手取り20万円の給与でも500万円の差が!
まずは、私が取材を受けてコメントをした日経ウーマン5月号の「貯め上手入門」特集の調査結果をご紹介します。読者アンケートで自分は「貯め上手」と答えた356人、「貯めベタ」と答えた358人。平均年齢34歳の調査結果です。手取りは3万5000円違うだけでも、貯金は500万円以上の差!
■貯め上手さんデータ
貯蓄総額 717.5万円
手取り月収 23.7万円
毎月貯蓄 6万円
■貯めベタさんデータ
貯蓄総額 174.5万円
手取り月収 20.2万円
毎月貯蓄 2.2万円
(日経ウーマン5月号を参照)
手取りは、3万5000円しか違わないのに、貯金が543万円も多いという結果に編集者もびっくり。仮に大卒後からアンケートの平均年齢34歳まで、手取りが3万5000円常に高かったとしても、その合計は504万円。貯め上手さんは収入が高い以上に貯めるという意識が高いことがわかります。
「貯め上手」の支出の内容をチェック!
支出の中身を見てみると、手取りが多い貯め上手さんの方が貯めベタさんよりも、家賃、水道光熱費、携帯電話代などの固定費を安く抑えています。中でも、家賃は5万767円で貯めベタさんより、およそ6000円安い物件を借りています。貯め上手さんは、家賃、水道光熱費、モバイル代など固定費を抑えている。
貯め上手さんは、切り詰めるだけではなくメリハリ支出が得意で、旅費、レジャー費や、スキルアップ費といった自分のための支出は貯めベタさんよりも多くなっています。
手取りは3万5000円違いますが、貯蓄額は3万7701円違い、貯め上手さんたちは、固定費を少なくしてその差額を貯めたり、自己投資やスキルアップに回していることがわかります。
続いて、9割の貯め上手さんが実践している習慣はコレ!