動画撮影・動画編集/おすすめビデオ編集ソフトレビュー

HTML5出力もできる!VideoStudio X5で簡単動画編集(4ページ目)

使いやすさで圧倒的な人気のあるコーレルのビギナー向けビデオ編集ソフト「VideoStudio」。新バージョンの「VideoStudio X5」では、より簡単にプロ並みの動画を作ることができたり、HTML5へ対応するなど、これまで以上に使いやすい動画編集ソフトに仕上がっています。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

PaintShop Proをフルサポート

VideoStudio X5では、同社のグラフィックソフト「Corel PaintShop Pro」にもフル対応になりました。これによってレイヤーで構成された画像データも、そのまま利用できます。

この場合、各レイヤーのデータは、それぞれ別のトラックに配置されるので、レイヤー単位での編集が可能になります。たとえば、タイトル文字をアニメーションさせるといったカスタマイズも可能です。VideoStudio X5とPaintShop Proを組み合わせることで、いままで以上に表現力をアップさせることができます。
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PaintShop Proでレイヤーを使ってデータを作成。データはPaintShop形式で保存する


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レイヤー単位でトラックに配置され、トラック単位での編集ができる


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きちんと合成して表示される



まだまだある新機能・強化機能

紹介したような新機能、強化機のほか、オーバーレイトラック数を最大で21トラック利用できたり、60p/50pで記録された映像データをそのまま編集できるなどの機能も搭載しました。60pの映像は、そのまま30pに変換することで、なめらかなスローモーションを実現できたりします。

このほかにもまだまだ多くの新機能、強化機能がありますが、どの機能もビデオ編集初めてのユーザーでも簡単に利用できるというところが最大の特徴でもあります。

また、VideoStudio X5には「Pro版」のほかに「Ultimate版」があります。このUltimateには、Pro版にはないエフェクトが搭載され、さらにオリジナリティのあるムービーが作成できます。なかでも「ProDAD RotoPen」は、地図などの画像データの上に移動した軌跡を表示させ、その軌跡の上をオブジェクトを移動させるといったアニメーションが簡単に作成できます。
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「ProDAD RotoPen」で地図画像上にルートを設定する


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ルートを表示しながら車のオブジェクトが移動する 



【関連サイト】
Corel VideoStudio X5


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