株式戦略マル秘レポート/藤村哲也の「次のお宝株を探せ!」

大化けスマホ関連銘柄アンリツに再び注目!(2ページ目)

アンリツは、当コラム「次のお宝株を探せ!」で最初にご紹介した時から株価が2.18倍になりました。2000年には株価が5.4倍に上昇しましたが、今回もそれに匹敵するような株価上昇が期待できるのでしょうか?アンリツは実はスマートフォン関連銘柄です。今後も世界中でスマートフォンの急速な普及が予想され、それに伴いアンリツの業績も株価も大きく上昇することが期待できるのではないでしょうか。引き続き目が離せませんね。

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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アンリツのさらなる株価上昇は見込めるか?

過去、アンリツは2000年1月から12月までの1年間で株価が661円から3,620円まで5.47倍に上昇したことがあります。

当時は、携帯電話の普及が先進国中心に加速した時期とネットの世界的な普及によるバックボーン回線の増設が重なり、アンリツは暴騰しました。この時も、アンリツの通信用やネットワーク用計測器への需要が急拡大していくとの思惑から株価が急騰したのです。

では、当時と現在を比較してアンリツにとってのビジネス環境はどう違うのでしょう。

・2000年当時は携帯電話の販売台数が約4億台でしたが、現在は約16億台と4倍に増えていること。
・2000年当時は音声通話主体。現在は3Gが世界中で普及を始めており、特にスマートフォンが急拡大し、ネット接続テストなど検査項目が格段に増加していること。
・データ通信料の増加によりかつてないほどネットワークは増設する必要性が増していること。

など、取り巻く環境は当時よりもさらに良いのです。

今後もスマートフォンの普及は、中国を筆頭に益々拡大していくと予想されています。アンドロイド携帯やiPhoneをはじめとしたスマートフォンの台頭や次世代のLTE端末など続々と新製品が誕生しています。アンリツ(6754)の端末量産用のワンボックステスター(計測器)やネットワーク用計測器は、今後さらに成長していくのではないでしょうか。株価5.4倍の再来があるのか?引き続き注目しておくと良いのではないでしょうか。
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