4月株式市場の傾向

4月相場は、「4月効果」や「新年度相場」と呼ばれ、上昇しやすい傾向があると言われています。そこで、今回は4月相場がどのような傾向があるのかを、過去の株価データから統計的に検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01~2014/2/28
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・3月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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3月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で、損益がプラスならば、4月は株価が上がりやすい月となります。反対に、損益がマイナスであるならば、4月は下がりやすい月と言えるのではないでしょうか。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

■株式市場の傾向(4月)の検証結果

システムトレードの達人

出典:システムトレードの達人



勝率: 53.63 %
勝ち数: 36,177 回
負け数: 31,284 回
引き分け数: 1,627 回

平均損益(円): 7,736 円  平均損益(率): 2.58 %
平均利益(円): 32,314 円  平均利益(率): 10.77 %
平均損失(円): -20,283 円  平均損失(率): -6.76 %

合計損益(円): 534,489,938 円  合計損益(率): 178,164.05 %
合計利益(円): 1,169,028,569 円  合計利益(率): 389,681.72 %
合計損失(円): -634,538,631 円  合計損失(率): -211,517.67 %

プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 1.842
平均保持日数: 27.60 日

以上が、株式市場の傾向(4月)の検証結果です。検証結果を見てみると、勝率は53.63%、平均損益は2.58%です。勝率は5割を大きく上回り、1トレードあたりの平均損益も2.58%と大きなプラスとなっていることから、4月は株価上昇しやすい傾向の月と言えそうです。

4月は、年金や生保などの機関投資家が、ポートフォリオのリバランス(株式組み入れ比率の調整)を行うために日本株が買われやすい傾向があります。「4月相場」や「新年度相場」と言う言葉は、今回の検証では正しいと判断できそうです。4月は上がりやすい傾向が確認できましたが、その中でも特に4月相場で好調な成績を残している銘柄にはどのような銘柄があるでしょうか。個別銘柄に注目してさらに深く確認してみましょう。

■4月好調ランキング

システムトレードの達人

出典:システムトレードの達人


上記の表は先ほどの検証結果において、勝率の高い銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄から特徴的な銘柄を上げると、

<9441>ベルパーク[勝率91.67%]
<2702>日本マクドナルドホールディングス[勝率91.67%]
<7532>ドンキホーテホールディングス[勝率88.24%]

といった銘柄が挙げられます。上記3銘柄は、「6月に配当もしくは株主優待の権利が確定する」銘柄です。6月に権利確定日を控えて、個人投資家が先回りして買いを入れる傾向があり、4月は株価上昇しやすいと言えるでしょう。4月の投資戦略を考える上で、上記4銘柄に注目して見てはいかがでしょうか。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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