株・株式投資

株を買う前に必ずチェックすべき2つのポイント(2ページ目)

上昇相場のときでも、全ての銘柄の株価が上がるわけではありません。むしろ、相場が良いときにこそ、必ずチェックしておくべきポイントがあるのです。今回はその指標となる、PERとチャートを解説します。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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株価が下がったら買いのチャンス。損きりルールを決めること

もし株価が下がったどうするのか。逆張りで買い下がっていけばいいだけです。そうすれば保有株数が増え、同時に平均取得単価も下がっていくので、反発をしたときにはより大きな利益を得ることができます。

繰り返しになりますが、このやりかたは逆張りを好む人向けです。そして銘柄が同業種の中でも割安であることが前提条件です。株価が下がったときに「これはチャンスだ」と思える人向けであり、「これから下がるのでは……」と考えてしまう人には向かないと思います。しかしながら、逆張りといっても株価がずっと下がっている中で追いかけていくのはいけません。自分なりに損切りのタイミングを考えておく必要はあります。私の場合は、平均取得単価よりも10%下げたら損切りをするようにしています。

損切りの数値は人によって違うと思うのですが、たとえば1000円の時に買って30%下落して700円になってしまった場合、ここから買値まで戻すには30%上がればいいわけではありません。40%以上上がらないと戻らないわけです。もし1000円が50%下がって500円になったら、2倍にならないと買値にタッチしないのです。

要するに、下がれば下がるほど、買値まで戻るための道のりが長くなるわけです。この道のりを短くするために、私は逆張りで買値を下げるようにしているというわけです。いくら上昇相場といえ、ずっと上がり続ける銘柄はありません。下がったところを狙うのも方法の1つだと思います。

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