クルマは格好が一番! ならゼッタイ3ドアを
5ドアのピュア(450万円)とプレステージ(578万円)、3ドア(クーペ)のピュア(470万円)とダイナミック(598万円 写真)をラインナップ。ボディサイズは全長4355mm×全幅1900mm×全高1605mm(ダイナミック)
3ドアクーペと5ドアという2種類のボディタイプを用意した。デザインコンセプトのLRXは3ドアだったから、やっぱり3ドアのスタイルが目を引く。
クルマは格好が一番! とばかり、多少の面倒や手間を厭わず、自分のライフスタイルをねじ曲げてでも乗りこなしたい、と思う方なら、誰が反対しようとゼッタイ、3ドアを選んでほしい。この手のスペシャリティコンセプトで、オリジナルデザインをベースに実用を考えた途端、何となく生活臭が漂ってしまい、フツウに成り下がった例はいくらでもあるからだ。
インテリアのデザインと見栄え質感は、500万円カーとしては、まずまず。レンジローバー級の高級感は、残念ながら、ない(当然だけれど)。ファッショナブルなオプションいろいろ組み合わせ商法は、ミニBMWが“実用化”し、その後、シトロエンなどが後追いしている。個人・個性化をキーワードに、今後のトレンドになることは、間違いない。