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「アジアン カンフー ジェネレーション(アジカン)」

脱サラバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン カンフー ジェネレーション=アジカン)」は、変則的なドラム、耳に残るギターのリフがオススメです!

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン カンフー ジェネレーション=アジカン)」をおすすめします。

アジカンは、横浜市金沢区にキャンパスがある関東学院大学の音楽サークルで結成された、横浜にゆかりのあるバンドです。大学卒業後、会社員として勤めながらバンドを続けた、脱サラバンドでもあります。私は3rdシングル『サイレン』からアジカンにハマりました。

楽曲のほとんどの歌詞を、フロントマン・後藤正文(Gu.&Vo.)が手がけていて、叙情的・抽象的な日本語の歌詞から、彼の文学好きが垣間見えます。トーク番組で、後藤さんはノートに縦書きで歌詞を書く、と話していました。よって、歌詞カードも縦書きで印刷されています。

変則的なドラム、耳に残るギターのリフが「アジカン的だなぁ」と感じるところも“好き”ポイントです。また、イラストレーター・中村佑介によるジャケットも魅力のひとつでしょう。

アジカン初心者におすすめなのは、1月に出たばかりの初のベスト盤『BEST HIT AKG』。これまでにリリースされたフルアルバム6枚・ミニアルバム2枚から16曲を厳選、新曲を加えた全17曲で構成されています。彼らのキャリアがギュッとつまった1枚です。

ただ、ベスト盤には私の好きな『サイレン』が入っていないので、2ndフルアルバム『ソルファ』も合わせてどうぞ。

 


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