モノトーンに統一されたユーザーインターフェース
外観だけでなく中身にも、PRADAのシックなデザインは行き届いています。たとえば、下のとことんまでシンプルなモノトーンのホーム画面を見れば、他のスマートフォンのホーム画面との違いは一目瞭然。モノトーンで統一されたホーム画面。なお、壁紙には幾何学模様のプリントなど、カラフルなデザインのものも用意されています。
また白い線で一筆書きしたようなアイコンのデザインは、ドコモ専用の「SPモードメール」アプリまで統一されています。こんなところからも、デザインへの強いこだわりが伝わってくるようですね。
アプリ一覧のアイコンも、一筆書きしたようなオリジナルデザインになっています。
残念ながら、インストールされているアプリのアイコンが、すべて同じモノトーンデザインというわけではないのですが、よく使うアイコンやウィジェット、電話や時計、カレンダーをいった基本機能のユーザーインターフェースは、モノトーンの世界観できっちり統一されています。シンプルなデザインは、見た目にかっこいいだけでなく、操作性のわかりやすさにも貢献。オリジナルアプリはどれも、直感的に使うことができます。
最もよく使う電話機能は、電話をかけるボタンだけ、わかりやすくカラー表示になっています。
時計もモノトーン。ダイヤルを回して時間設定できるタイマーなど、わかりやすいデザインです。
中でも特に、デザインのクールさが際立っているのが、オリジナルのウィジェットです。ウィジェットとは、ホーム画面に配置できる小さなアプリのこと。そのデザインがまたモノトーンで統一されていて、なかなかかっこいいのです。
ウィジェットの配置を決める編集画面にはマス目も表示され、どのように配置すれば良いかひと目でわかるのも親切な点。モノトーンのデザインに統一されていて、なおかつ、自分が表示したい機能を自由に配置したホーム画面を作ることができます。
これがウィジェットの編集画面。マス目が表示され、わかりやすいです。
オリジナルウィジェットの配置例。カレンダーからバッテリーの残量表示まで、いろんなウィジェットが揃ってます。
次ページでは、「PRADA phone L-02D」のエンターテイント機能を紹介します。