ミサワホームの注文住宅とは?
このページでは、ミサワホームの「商品」に絞り、その特徴を詳しく解説します。戸建て商品は3つのタイプに分かれます。ミサワホームの戸建て商品
・プレハブ工法による木質系
・プレハブ工法による鉄骨系
・木造軸組工法
ミサワホームの木質系商品
工場で生産した木質パネルによる建物。2×4工法のと大きな違いは、主に釘でパネルを接合する2×4工法とは異なり、高分子接着剤やスクリュー釘、接合金物によって強固に面接合する手法を導入していることです。木質系は平屋建てから3階建てにまで対応しています。その中にもいくつかシリーズがあり、多種多様な商品が存在します。
「センチュリー」シリーズ
ミサワホームのフラッグシップシリーズであり、一点物の住まいづくりを展開。最近はこのシリーズで、南極基地居住棟のノウハウを生かした「プレモア」が発売されています。
「インテグリティ」シリーズ
ミサワホームが蓄積してきた豊富なノウハウを凝縮した「デザインコードパッケージ」による、デザイン性の高さがウリの商品です。
「ジニアス」シリーズ
ミサワホームの主力商品群。大収納空間がある「蔵のある家」など、世の中に広く受け入れられてきた商品で構成されています。
「スマートスタイル」シリーズ
企画型の要素が最も強い商品群。長年の住まいづくりのノウハウを集約した定番商品でありながら、コストパフォーマンスも優れているのが特徴です。
このほか、インターネット専用商品「ミサワ・ウェブダイレクト」も用意されています。
ミサワホームの鉄骨系商品/ハイブリッドシリーズ
「ハイブリッド」シリーズは鉄骨ラーメン構造によるユニット住宅(工場でユニットを生産し、現場でつなぎ合わせる工法)です。独自の高性能外壁材「ニューセラミック」を採用することも特徴の一つとなっています。耐火性の高い構造体であるため、どちらかといえば都市型住宅としてのカラーが強い商品といえます。平屋建てから3階建てにまで対応します。なお、近年は重量鉄骨造の商品も登場しています。
ミサワホームの木造軸組工法/MJウッドシリーズ
「MJウッド」シリーズは伝統的な木造軸組工法と、ミサワホームの先進的な技術を融合した耐震木造と名付けられる工法による商品。平屋建てから3階建てに対応するほか、分譲住宅向け商品など幅広い提案が行われています。大収納空間「蔵」
「蔵」は天井高1.4m以下、二階面積の1/2未満の広さで設計すれば、二階建てとして建築することができ、床面積にも算入されないということを有効活用した収納の仕組み。3階建てあるいは、2.5階建てのような空間を2階建てで実現できるというのが第一のメリットです。例えば、1階や2階に「蔵」を設けることで、50%増しの収納面積を確保することができることを意味します。モノの収納がすっきりと行え、出し入れも平行移動ですから体の動きに無理が少なくなります。
さらに「蔵」の分の高さが増すことで、最大3.5mの天井の高いリビングも可能に。二階の位置も高くなり、隣家の窓と目線を合わせないようにすること、つまりプライバシーの確保などにも効果が期待できます。
キッズデザイン
キッズデザインとは、要するに子供の目線で住宅の安全を考えるということ。過去に住宅で起こった子供の事故を研究することで、安全を確保できる間取りや素材、設備といったものを採用するという取り組みです。キッズデザインの素晴らしさは、子供だけでなく、健常者や高齢者も含めた全てのユーザーにとっての安全を目指していることです。このような点にもミサワホームの屋台骨といえる住宅づくりの思想があらわれています。
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