鎧張りの白い家
1. 外壁は建築家が自ら塗装したスギの鎧張り。 2. 赤い屋根は既存の日本瓦をそのまま使っている。 3. リビングの大窓の前のシンボルツリーは木蓮。 4. 玄関から真っすぐ奥に海が見える。右奥の和室の斜めの壁が広がりを演出する。 5. 改築前の外観。 写真は全てフクダ アーキテクツ |
細く長い「路地」のような階段を上がりきると、目の前に周りとなじんだ白い家が見えてきます。建築家の福田さんは、改築前の家を初めて見た時に「小屋」をイメージしたそうです。そこで「路地」を内部に引き込み「小屋」を点在させるというコンセプトが決まりました。そして、暗くなりがちな建物の中心に外の明るい光を呼び込むために、母屋の中心の屋根を取り払い、トップライトを増築したのです。このお陰でユニークな外観が出来上がりました。
◆建築家プロフィールと建築データ