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いま、クルマの乗り換えをすすめる理由(2ページ目)

ガソリン相場の上昇がジワジワ続く昨今。ガソリン高騰を切り抜ける唯一の方策として燃費の良いクルマに乗り換えをすすめたい。中でもおすすめしたいのが軽自動車への乗り換えだ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

いま乗っているクルマに乗り続けるのもいいけど…

こう書くと「ムーブに乗り続けた方が得でしょ」と思うかもしれない。確かに大きな出費なしに乗り続けられるだろう。されどクルマは寿命がある。120万円で買ったムーヴを12年乗るとすれば、1年あたり10万円。それが30万円で手放せ、ガソリン代も今後4万kmで10万円浮く。

今後4年間/4万km乗ったとしても、いま手放せば「実際にかかる金額」という点で変わらない。加えて8年が経過していれば修理をしなければならない箇所も出てくるし、衝突安全性だって最新モデルと比べれば見劣りする。その上、我が国の4年後は混沌としていることだろう。もしかすると新車を購入できる余裕などない可能性すらある。

しかし今のウチに新車を買っておけば、10~12年使える。参考までに書いておくと、今後、劇的に燃費が良くなるとは思えない。現在のミライースやアルトECOくらいのコストパフォーマンスのまま、10年間くらい続くと考える。

同じように200万円級のクルマに乗っている人なら、燃料コストが半分になるプリウスというチョイスもある。1.8リッター前後のクルマだと、走行10万km分のガソリン代が180万円から90万円に下がるから素晴らしい。繰り返しになるが、燃費の良いクルマに乗り換える好機だと思う。

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