今年の旬な肌「ハーフマット」な質感とは?
春夏はファンデーションを見直したい
でも、今年の肌は、違います。
肌本来がもつツヤを引き出しながらも、肌の質感はマットなんです。マットな肌というと、粉っぽいとか厚塗りというようなイメージを持ちますが、決してそうではありません。肌がテカテカしてなくて、くすみもない。肌の赤味や毛穴も目立たない、パーフェクトな肌を言います。そんなマットな質感にツヤをプラスすることで、シルクのような上質な輝きと滑らかなテクスチャーが生まれます。それが、「ハーフマット」な質感です。
久しぶりの新しい質感ですから、ぜひ、チャレンジしてほしいですね。
リキッドVSパウダリー、どっちを選ぶ?
なりたいイメージで選びたい!
春夏向けに発売されるわけですから、皮脂はしっかりおさえますし、肌への密着力、フィット感もあります。また、リキッドならではの保湿力がありますから、乾燥による皮脂くずれにもアプローチしています。
もちろん、パウダリーも春夏向けとしてオススメです。とくに新作は、皮脂や汗による化粧くずれに負けない耐久性に優れているものが多いです。また、美白ラインからも続々登場していますから、スキンケア効果、透明感を叶えてくれます。
“リキッド派、パウダリー派”という枠を越えて、自分のなりたい肌にあわせて選んでください。
ファンデーションとBBクリームの違いってある?
今年もたくさんBBクリームの新作が登場しています。ますます、メーキャップ効果が高くなってきているので、正直、ファンデーションとBBクリームの違いがなくなってきました。保湿力もカバー力もツヤもありますし、のびもいいし、フィット感もあります。時間が経っても化粧くずれしません。大きく異なる点は、カラーバリエーションです。ファンデーションは6色展開が一般的ですが、BBクリームは2色、多くても3色程度。肌のスキントーンを考えた上で、ベースメイクをするならばファンデーションを選ぶべきですね。
私は最近のBBクリームの機能もテクスチャーも高く評価していますから、休日メイクとしてではなく、デイリーでも活躍しています。肌のくすみが気になる日は、ピンク色の化粧下地を顔全体に塗った後に、BBクリームを塗ると、肌色がぱっと明るくなります。肌色が気になる日は、色補整をする化粧下地を使ってみてはいかがですか?
次ページでは、「2012年春夏オススメのベースメイクコスメ」を紹介します。