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Windows 8はWindows 7からどこが変わったのか?(4ページ目)

先日Consumer Preview版が公開されたWindows 8は、タブレット対応を大きな軸として従来のWindowsと大きく趣を変更したOSに仕上がっています。そこでここでは廃止されたもの、変更されたもの、そして追加されたものについて纏めてみました。なお、情報は全てベータ版のものとなっています。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

IEとのより密接な統合

IEは過去のバージョンでもエクスプローラと統合されているなど、Windowsの一機能としての側面がありました。しかしインターネットを活用するWindows 8の標準webブラウザであるIE 10では、さらに重要な機能となっています。

たとえば「これは便利!Windows 7+IE 9の「ピン留め」機能」で紹介したピン留め機能もその一つです。これはWindows7とIE9の組み合わせではタスクバーにピン留めするものでしたが、Windows 8ではスタート画面にもピン留めできるようになりました。

Metro版のIE 10を立ち上げると、ピン止め用のボタンが表示されます。Webサイトを表示した状態でボタンをクリックすれば、スタート画面にWebサイトがアプリと同じようにピン留めされます。
Metro版IE10のピン留め

Metro版IE 10ではピン留めボタンからスタート画面にピン留めできる



デスクトップ版のIE 10にもピン留め機能があり、Windows 7+IE 9と同様にタスクバーにアイコンをドロップすればピン留めができます。
ピン留めされたタスクバー

デスクトップ版ではIE 9と同様、タスクバーにWebサイトをピン留めが可能



このピン留めはIEから見ればお気に入りのような機能ですが、決定的に違うのはそこにアプリのアイコンやタイルが同じように並んでいることです。タスクバーやスタート画面にピン留めされたアプリとWebサイトが並んで表示されていると、それぞれの垣根はまったく感じられません。


マイクロソフトはauから発売されているWindows Phone採用の携帯電話や、ゲーム機器のXBox360などでもインターネットを積極的に活用しています。またiPadやiPhoneでSkydriveのアプリをリリースしたり、Android版のhotmailアプリを提供するなど、専用アプリやWindowsLiveを経由してWindowsと連携させています。Windows 8が発売されるころには、連携はさらに進んでいるでしょう。

今回はWindows 8のごく一部の機能を紹介しました。タッチパネルでの操作や他の機能についてもまた紹介したいと思います。


【関連サイト】
マイクロソフト Windows 8 Consumer Preview

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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