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歴史に残る名機になるか!? ソニー NEX-7 レビュー(4ページ目)

大震災やタイ洪水の影響により発表が延期されていた、ソニー「NEX」シリーズの最上級機が待望の販売開始! しかしそのハイスペックはまったく色褪せていない。今回はレンズキットに付属する「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」のほか、望遠ズーム「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」と、3月中旬発売予定の単焦点レンズ「E 50mm F1.8 OSS」も合わせてチェックしてみた。

中井 隆

執筆者:中井 隆

デジタルカメラガイド

個性的な画作りに欠かせない機能も搭載!

ピクチャーエフェクトの設定画面

ピクチャーエフェクトの設定画面

NEX-7にはさまざまな撮影機能が搭載されていて、すべてを紹介するは大変。そこで代表的な撮影機能である「ピクチャーエフェクト」にスポットを当ててみた。

ピクチャーエフェクトとは、カメラ内で画像を加工してくれる機能で、高機能なフィルターと思えば間違いない。NEX-7には15種類のエフェクトが内蔵されており、その効果は撮影前のプレビュー画面から確認できる。

被写体によってその撮影効果はさまざま。モードによってはエフェクトの強弱なども細かく設定できるので、とにかくイロイロ試したくなる機能だ。その効果のほどは「ソニー NEX-7 実写画像」を参考にしてほしい。

3Dスイングパノラマ機能

3Dスイングパノラマ機能

ほかにも3Dスイングパノラマや顔検出を活用したスマイルシャッター、オートHDR、Dレンジオプティマイザーなど、これでもかの多彩な機能。ひとつひとつ使いこなす楽しみが生まれるはずだ。

 

豊富なレンズのラインアップ

レンズキット付属の「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」。標準フードを装着

レンズキット付属の「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」。標準フードを装着

今回の実写では、レンズキット付属の「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」をメインに、望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」と、単焦点のポートレートレンズ「E 50mm F1.8 OSS」をテストしてみた。

 

望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を装着

望遠ズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を装着

見た目には、いずれのレンズも仕上げが非常に美しく、持った感じも心地よい感触。ズームやピントリングの動きも適度な粘りがあってとても好感が持てた。

反面、いずれも重量感とボリューム感があり携帯性ではマイナスだが、デジタル一眼用に比べたら一回りほど小さいくらいにまとまっている。

 

単焦点レンズ「E 50mm F1.8 OSS」を装着

単焦点レンズ「E 50mm F1.8 OSS」を装着

「Eマウント」専用の交換レンズは現在(2012年3月)、単焦点3本、ズームレンズ3本、マクロレンズ1本、カールツァイスレンズ1本、そして単焦点レンズ「E16mm F2.8」専用のコンバーターレンズ2本の計10本。

まだ必要最小限のラインアップだが、2012年後半から2013年にかけて、計4本のレンズを発表予定。正式リリースが待たれている。

次のページでは、ソニー NEX-7の気になるところをまとめてみた。

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