歴史に残る名機になるか!?　ソニー　NEX-7 レビュー(2ページ目)

徹底的に高品質を追求した上質なボディ

トップカバーと前部外装にマグネシウム合金を採用したボディは軽量化と堅牢性、そして高級感とすべてを網羅。

グリップには手に吸い付くようなゴム素材を採用し、背面に並ぶ2つのコントロールダイヤルはローレットのピッチにまでこだわったアルミ合金の削り出し。手に入れたときの満足感もひとしおだろう。
ある意味、これだけ高級感あふれるカメラを10万円ちょっとで手に入れられるのは、高級デジタル一眼に比べると非常にお得感がある。

操作性や各種装備もハイグレード

実用的な装備も充実している。約235万ドットという圧倒的解像力を誇る電子ビューファインダーは、XGA有機ELを採用。自発光方式のメリットを生かし、高コントラストと高解像度を実現している。

またフルハイビジョンを超える解像度ながら、動きは非常に滑らか。最新の高速画像処理エンジン「BIONZ」（ビオンズ）だからこそ成せる高性能といえよう。
また液晶モニターも92.1万ドットの高解像度3.0型ワイド液晶モニター。自由なアングルで撮影できるチルト可動式で、ハイ＆ローアングルも思いのままだ。上に約90度、下に約45度まで角度を変更できる。
さらに使用頻度は減っているもののフラッシュも内蔵。光量はガイドナンバー6と必要最小限だが、被写体の目にキャッチライトを入れたいときなどに重宝する。
次のページではスペックと操作性についてご紹介しよう。