シミを作らない為にも、日常ケアは大切

シミを作らない為にも、日常ケアは大切

日に日に日差しが強くなるこれからの季節。多くの人が美白ケアを始めているはず。美白ケアにもいろいろありますが、最大の目的といえばやはり“シミ対策”では?

ポツンとできてしまったシミや、年々濃くなるシミ……。気になってベースメイクで隠そうとするとつい厚塗りになり、どうしても老けて見えがち。美白成分配合の化粧品でシミを薄くすることで、確実に若々しい肌に近づくことができます。早めのケアで、厄介なシミを狙いうちしましょう!

 

集中ケアにはこれ! “美白の王様”ハイドロキノンに注目

美白成分にはさまざまな種類がありますが、中でもピンポイントなシミに効果を発揮するのが「ハイドロキノン」です。

肌に紫外線などのダメージが加わると、その情報がメラニンの工場ともいえる色素細胞・メラノサイトに伝わり、メラニンをたくさん作ることで肌を守ろうとします。この時、無色のチロシンを酸化させ黒色のメラニンへと変化させる働きを持つ酵素が「チロシナーゼ」。ハイドロキノンはこのチロシナーゼの働きを抑制することで、メラニンの生成を抑えます。

チロシナーゼの働きを阻害する成分としてはアルブチンやコウジ酸などがありますが、現在のところ、ハイドロキノンが最も強力だといわれています。すでにできてしまったシミを還元する働きもあり、その美白効果はアルブチンの約100倍ともいわれるほど。色素沈着に高い効果を発揮するため、シミ以外に「キスマークを早く消す」「乳首の色を薄くする」といった目的で使われることも多いそう。


誤ったイメージを払拭! ハイドロキノンを正しく知ろう

このように高い美白効果を持つハイドロキノンですが、一方で誤ったイメージを抱かれることも少なくないようです。

たとえば、メラニン色素の合成を非常に強力に抑制するものの、毒性が強いことで知られる「ハイドロキノンモノベンジルエーテル」という成分があります(マイケル・ジャクソンが皮膚疾患の治療のために使用したのがこの成分だといわれています)。名前が似ているために混同される場合もあるようですが、ハイドロキノンモノベンジルエーテルは化粧品への配合が禁止されており、ハイドロキノンとは全く異なる成分です。

ハイドロキノンはアメリカでは最もポピュラーな美白成分で、医薬品の成分としても認められています。日本では2001年の薬事法改正により、医師やメーカーの責任のもとで化粧品成分として使用できるようになりました。

ただ、ハイドロキノンはもともと熱や光、酸素に弱い性質があり、せっかく配合しても品質管理がしっかりしていないとその効果がなくなってしまうという側面もあります。そのため、ハイドロキノン配合の化粧品を作ることができるのは、高い技術力のある製薬会社や化粧品会社に限られるのです。

また、使用にあたっては「日中は必ずUVケア製品と併用する」といった注意点を守ることが大切。正しく使えば、よりスピーディな効果が期待できるはず!

>>次のページでは、ハイドロキノン配合の注目の化粧品をご紹介します。