肩こり・頭痛で老け込み顔に!?
肩こりは慢性的に自覚症状が続くと、毎日気分もスッキリせず、とても不快なものだと思います。そして、肩こりに続いて、後頭部の辺りが重く痛む筋肉の緊張による頭痛にも、苦しめられる人も少なくありません。
こうしたツライ症状を抱えていると、気分がすぐれない様子が表情にも表れるかもしれません。「最近、疲れていない?」とか「老け込んじゃったんじゃないの?」など笑い交じりに周囲の人に言われたとしても、中には気にしてしまう人もいるのではないでしょうか?
若々しい表情を取り戻すには?
筋肉の過度な緊張により顔が老けてみえてしまうことも
疲れて老け込んだようにみえる顔、それは、肩こりに関わる症状が改善されると、変化するかもしれませんが、それ以外にも老け込み顔から脱することができるかもしれないポイントがあります。
それは、後頭部の筋肉をほぐすことです。後頭部には、「後頭筋(こうとうきん)」というおでこのシワや表情に関係する筋肉があります。この筋肉が緊張し続けると、頭痛にもつながるため、肩こりや緊張型頭痛が起こりやすい人は、この後頭部の筋肉をほぐすと、症状がやわらぐかもしれません。
おでこのシワに関係する筋肉とは?
後頭筋は、額に寄せたシワを戻す際に働きます。、シワを寄せるために働く前頭筋と、頭部のてっぺんを通る膜とのバランスがとれていることで、正常に機能します。肩こりが続くことで、後頭部の筋肉も緊張しやすくなり、表情に関連するこうした筋肉の働きにも、影響を与える可能性があるのです。
また、肩こりのある人は、姿勢のバランスも崩すことが多く、その乱れから頭部や頸部の筋疲労を招きやすい状態になっていることもあります。若々しく元気の良い印象の表情を保つには、頭部、頸部の筋肉のケアをこまめに行うことが大切です。
脱 老け込み顔の肩こり頭痛予防のポイント
1.気づかない間に緊張しがちな表情の筋肉。ポカポカ気持ちよく温めてリラックスさせましょう。
軽く目を閉じて行うとさらにリラックス効果がえられます
2.額を軽く一定のリズムでトントン叩き、刺激を入れて、おでこの筋肉をリラックスさせましょう。
後頭筋の実際の範囲より広めにマッサージします
3.耳の後ろの骨の出っ張り付近から、後頭部(頭部の半分から下)を親指でゆっくりとマッサージ。円を描くように動かし、位置を移動させていきます。
強く圧し過ぎないように、あくまでも気持ちよいことが目安です。
4.肩にホットパックを乗せるなどして、10分ほど温めましょう。