使い勝手を考えた新しいメニュー
タイムマシン部分は従来のW録画機能と別々に録画設定しなくてはならないのはやや面倒だが、ある程度、使いやすいものになっている。新採用のサークル形式のメニューは遊び心があって悪くないが、目的の機能へのアクセスの容易さを考えると、普通のシンプルなメニューでもよかった気もする。操作感はハイエンド機なので当然、スムーズでいい。ハイレベルな発色と階調表現で進化した画質
同社の薄型テレビREGZAゆずりの超解像技術レゾリューションプラス6によって、単一フレームだけでなく前後のフレームからも映像を補完するため、より高度な補正が可能になり、より精密な描写、再現性の高い色彩描写を実現している。また、パワー質感リアライザーによって、明部、暗部の描写がよりはっきりしており、映像の質感描写力もアップしている。ほぼ全チャンネルの地デジを簡単に録画できる
タイムシフトマシンは地デジ6チャンネル録画可能だが、できればもう1チャンネル増やして7チャンネルにして全チャンネル録画可能にして欲しかった。タイムマシンの設定自体は時間帯とチャンネル、録画モードを設定しておけば勝手に録画してくれるので楽。タイムマシン録画からダイレクトにBDを焼けるようになってくれればベストだが、それは次期機種に期待したい。新しい視聴体験ができる再生機能
普通のWチューナーでの録画は録画リストで再生するシンプルな方式だが、タイムマシン録画したものは番組表から番組を選択することで再生できる。1週間の番組を自由に再生するのは、あたかも時間が止まった世界にいるようで、他のレコーダーにない快適さを味わえる。ただ、多くの録画ができるだけに録画検索を強化して欲しかった。Androidアプリ「RZタグラー」を使えば、タグのある目的の位置から再生できるのが便利。ごく普通のボタンレイアウトだが、タッチに高級感があるリモコン
リモコンはやや大柄な印象を受けるが、それだけに文字が見やすく、ボタンも押しやすいのがいい。タッチはやや固めに感じるが、それが高級感を感じさせる。カーソル周辺によく使うボタンが集まっている定石的な配置によって、使い勝手も悪くない。レグザリンク対応で、液晶テレビREGZAとHDMI接続していれば、テレビのリモコンで操作することができるのも便利。【関連サイト】
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