なぜ未経験でも応募可能なのか
未経験でも応募できる案件は意外に多い
さて「ある特定の事情」ですが、これにはいろいろなケースがありますので、その主なケースを一つひとつ説明したいと思います。まず企業が採用を急いでいるとき、できるだけ応募のハードルを下げたいという気持ちが反映して、未経験採用に踏み切る場合があります。もちろん、少しでも経験がある人が有利であることは間違いないのですが、同職種で複数採用、採用期限まで日数がない時などは、未経験採用枠が増えることがあります。
未経験採用の王道は「難易度が高くない仕事」
仕事をやり続けるには、モチベーションが必要
たとえば、単調な繰り返しの仕事かもしれませんし、簡単がゆえにものすごいボリュームの仕事をこなすことを求められるかもしれません。やっているうちにすぐに飽きてしまうような仕事の可能性もあります。つまり、難易度が高くない仕事というのは、誰でもすぐにできる仕事であるがゆえに、あまり待遇が良くない可能性が高いのです。
また、企業にとって、なかなか採用が難しいポジションがあります。待遇が悪いため採用が難しいというケースもありますが、そうでない場合でも、たとえば会社の業績が悪いことがマスコミに報じられていたり、社会問題を起こしたことがあるような企業の場合、採用が難しいケースが多いため、最初から未経験者を採用して、入社後になってから早急に研修等で仕事を覚えてもらうようにしようと考えている企業も少なからずあります。