属性や環境から推測しておこう
スマートな支払いは、デート成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。
自分と共通点があればうれしいし、相違点も楽しむことができれば、とてもいい関係になれるでしょう。
しかし、譲れない価値観というのもあります。
特に金銭面は、容易に譲歩できない種類のものです。
今回は場面をデートに限定し、互いに不満を残さないスマートなお金の出し方について考えてみましょう。
■付き合う前の初デートだけは“特別”
初デートに限っては、男性がデート代を負担したほうがスマートです。男性から誘ったのであればなおのこと。
女性から誘った場合や明らかに女性のほうが多く稼いでいることがわかっている関係だとしても、できれば男性が出したほうがいいでしょう。最初だからとあまり見栄を張らず、ふたり分出しても負担にならないデートコースをチョイスするのもポイントです。
昔と違い、今は女性も男性同様に働く時代。
しかし彼女たちの多くは「夫が妻を養う」家庭に育っています。男性からおごられることが当然だった母親世代の影響を受けている可能性も。
「1回おごったことで、この先ずっとおごる羽目になったらどうしよう」ワリカン主義な男性は特に不安に思うかもしれません。誤解されないためには、支払いの際にあらかじめ「初デートだから出すよ」と宣言しておきましょう。そうすれば2回目に気まずくならずに済みます。
■「ただの友達」じゃないからこそシビアになる
恋人だったらワリカンにする女性でも、恋人以外(交際前)の相手には財布を出さない人もいます。逆に「借り」を作りたくないからと、ワリカンを好む女性もいます。
どちらのケースも共通しているのは「恋人じゃないから」という意識。「恋人じゃないのにデートの誘いにのる」という意識は財布に直結します。
この場合「誘ったほうが出す」のがベスト。ワリカンだとしても、年齢差や収入差を考慮して、目上の人は多めに出したほうが好印象です。
逆に、出し渋ったり端数までワリカンにするのはNG。愛情までケチな人だと思われてしまうのがオチです。この先恋人に進展したいのであれば、楽しいデートに水を差すほど財布の紐を締めすぎないで。
デート代のことで愛情にまでかげりが出てしまうのは避けたいもの。
そんなことにならないためにも、デート中に相手をよく見てチェックしましょう。
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