気になる、最近の会員制リゾートクラブの供給事情


現在、日本で会員制のリゾートクラブはいくつあるかご存じでしょうか?正確な数字はわかりませんがおおむね60~70あるといわれています。とにかくシステムも種類も多彩で、把握しにくいのですが、公益財団法人日本生産性本部がまとめた「リゾート白書2011年版」のなかの余暇市場の推移として、会員制リゾートクラブの売上データがあります。
会員制リゾートクラブの推移グラフ

会員制リゾートクラブ市場の推移(レジャー白書2011版より)


平成14年から平成20年まで売上高はグラフのように上昇、リーマンショックの平成21年に多少落ちたものの、平成22年にはまた回復していますから、うわさ通り景気には左右されにくいと言えるかもしれません。
とはいえ、震災後の施設の利用はエリアによっては激減しました。「震災後は一時、利用がとまったところもありますが、今では逆に癒しや心のやすらぎを得られるということで、リゾートクラブが見直され始めています」と話すのは(社)日本リゾートクラブ協会事務局長の今泉さん。レジャーが楽しめる日常に戻ること、それは震災から復興のバロメーターになりそうです。

オーナーの高齢化に次の一手

今、多くの会員制リゾートクラブが直面しているのが会員の高齢化です。会員権はバブル期で大きく会員数を増やしたこともあり、当時55歳~60歳で契約された会員が70代、80代になるので、クラブによっては体力的なことから退会する人も増えてきます。そこでバブル期に建設された施設はリニューアルを実施。車を運転しなくても利用できるように、都市部のターミナル駅からバス複数社の共同でバス運行するなどのサービスもはじまっています。またシニアの女性グループが利用しやすいように、平日連泊割引や連泊キャンペーンの試みも多くなっているようです。

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