ドイツの通貨はユーロ
ドイツの通貨はユーロ。高額紙幣は使いにくい店もあるので注意
昔ドイツを旅行したときに残っていたドイツマルクを両替したい、という場合はドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)へ。ドイツマルクの紙幣・硬貨とも無期限・無手数料でユーロに交換することができます。
通貨を用意する
ドイツに持ち込む通貨は、安全のためにも現金だけでなく、トラベラーズチェックやキャッシュカードを併用するなど、それぞれのメリットや注意点を考慮して準備しましょう。■現金
安全性を考慮すれば多額の現金を持ち歩くのはおすすめできませんが、交通費や小さな買い物、チップなど、現金は何かと必要です。高額の買い物やホテル、レストランなどでの支払いはできるだけクレジットカードを使い、手持ちの現金は最小限におさえましょう。慣れない海外の都市で両替所を探すのは手間がかかりますし、レートも日本の方が若干有利なことが多いので、日本国内で両替しておいたほうが無難です。
■トラベラーズチェック(T/C)
現金と同じ価値を持ち、紛失や盗難にあっても再発行されるので安全性は抜群。ですがドイツでは店で直接使えないことが多く、いったん銀行などで両替しなければならないのが難点です。
■クレジットカードやキャッシュカード
大金を持ち歩く必要がなく、紛失しても手続きを取れば実害のほとんどないクレジットカードは海外旅行の必需品。現金が足りなくなったらATMで現地通貨を引き出せますし、ホテルやレンタカーを借りる際のデポジット(保証金)や身分証明としても重宝します。ドイツではVISAやマスターカードが主流ですが、何種類か用意しておくと安心ですね。また、個人商店やカフェなどではカードが使えないことがあるのでご注意ください。
ドイツでの両替
提携カードでユーロを引き出せるATMが便利
銀行の営業時間は、通常は平日の9時~12、13時くらいまで、昼休みを挟んで午後は14時くらいから16時前後まで。土・日・祝日は休業ですが、主要駅や空港内の銀行は営業時間が長く、空港では早朝から深夜まで開いています。郵便局は平日8~18時、土曜日は午前中のみ営業、日曜・祝日は休業。両替所は通常9~20時の営業です。
再両替は現地でも日本へ帰国してからでも可能ですが、両替ができるのは紙幣のみなので、硬貨は現地でうまく使い切ってしまいましょう。