リーマンショック後も元気のあるエリアはある!?

海からの眺め

リゾートマンションが増えている相模湾から見た熱海

ここ数年、景気を左右する大きな出来事が起こりました。リゾート業界は株価に影響されるといわれているだけに、経済事情には敏感です。そこでリーマンショックから東北大震災までと東北大震災・原発事故以降から現在までに分けて供給事情をまとめてみました。話を伺ったのは、リゾート物件の売買、仲介を数多くてがける東急リゾートの経営企画部の浅羽さんです。



リーマンショックから震災前まで

リーマンショック以降、中堅のデベロッパーがいくつか倒産、リゾート業界は低迷期に入りました。「この影響で新規のリゾートマンション開発は、それまでの約半分くらいに減りました」と浅羽さん。熱海で建設中だったいくつかの物件は、不動産会社の倒産と同時にクレーン車が止まったままの状態が続きました。

「そのなかのひとつであった西熱海ホテル跡地の物件。当社で平成22年に<東急リゾートヴィラ熱海青翠>として再販しましたが、平均価格約2690万円(総戸数183戸)で約1年で完売しました」とのこと。広告も新聞に掲載した程度でしたが、お買い得感があり販売終了したそうです。

一方、軽井沢でも新規のマンションが登場。価格は8000万円台中心の高額物件もありましたが順調に終了しました。そういった状況を2008年から2010年の新規分譲マンションの供給推移(不動産経済研究所調べ)が裏付けています。2009年には熱海、軽井沢で供給がゼロでしたが、2010年にはかなり復調しています。
グラフ

2008年~2010年新築マンション供給の推移(不動産経済研究所調べ)


また、仲介についてはリーマンショックの翌年あたりから、各エリアともに例年並みに回復したそうです。
新規物件が減ったことで情報がはいらなくなってはいましたが、物件が出ると需要があり比較的好調に売れていたといえます。