焼きたてのパンとコーヒー、その場で頬ばる喜び
世田谷線の電車の窓からも、お店がよく見えます。
店内には小さいながらもカフェスペースがあり、コーヒーを飲みながら、焼きあがったばかりのパンをその場で頬ばる喜びが満喫できます。
パンにかじりつくのが待ちきれない食いしん坊のために、店内に椅子が4脚、テラスにベンチがひとつ。
と店主の須藤秀男シェフ。焼菓子専門店メゾン・ド・プティ・フールでパティシェとしてスタートし、タイユバンロブション、ペルティエ、マリアージュ ドゥ ファリーヌなどの有名店でシェフ・ブーランジェをつとめてきた実力派です。
デロンギのマシンで抽出されるコーヒー(200円)と那須粗挽きソーセージの豪快タルティーヌ(450円)、厚切りフォカッチャラスク(150円)
「僕は酸味の少ない、苦味系のコーヒーが好きで、インターネットでそのときどきで安くておいしいコーヒー豆をみつけて仕入れています」
私もコーヒーとともに、ベシャメルソースの上に粗挽きソーセージとナスをのせたタルティーヌと、厚切りのフォカッチャに自家製ラスクバターを塗って焼いた「フォカッチャラスク」で幸福なブランチをいただきました。冴えた青空の映るガラス窓ごしに、世田谷線の車輌が小さな駅に発着する光景がよく見えます。
手前に並んでいるのは「本日のカレーピザ」(400円)と「オリーブオイルでソテーした茄子とソーセージのピザ」(320円)