ミケネコ舎の外観

下北沢の骨董建築の中に

ある種のカフェは、ある種の人々を強力な磁石のように惹きつけてやまないもので、そんなカフェはたとえ複雑な迷路の果てに隠れていても、磁力に反応する人々によって発見され、そっと静かに愛され続けるものです。

町そのものが猥雑な迷路のような下北沢にも、素晴らしい磁力を持つカフェ、ミケネコ舎が隠れています。それはこの界隈のちょっとした名物建築となっているレトロな建物の2階に、猫のようにちんまりと丸くなっていました。

館が建てられたのは昭和12年。1階にはこの館の顔とも言える骨董屋「露崎商店」が店を構え、狭い階段を上がった2階には小さなショップがひしめきあっています。建物の中にさらなる迷路。その迷路の奥にひっそりと扉を開けているのがミケネコ舎です。 なんともいい味を出している手作りの電球つき看板を見ながら、中に入ってみましょう。

▼ミケネコ舎の由来は、グレコという名の猫。