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お金が貯まらない人へ。浪費タイプ別!出費削減計画

お金の使い方の癖は人それぞれで、浪費を減らす方法も違ってきます。今回は「天然浪費タイプ」と「隠れ浪費タイプ」の2つに分類し、浪費を減らす対策を考えてみます。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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まずは、1カ月間の出費を調査してみよう

収入が伸び悩み、税金や社会保険料の負担が重くなっています。手元のお金を増やすには、出費を抑えるのが一番。それも、何も残らない浪費を減らすことです。でも、なぜか知らないうちにお金がなくなる人は、何に浪費しているかが分からず対策のしようがありません。今回は、そんな方のために、タイプ別に浪費を減らす方法をご紹介しましょう。
浪費癖

まずは自分の浪費タイプを知ることです。そして、浪費タイプに応じた対策で出費を減らしましょう。


まずは、1か月間の出費を調査しましょう。レシートがなくても思い出せる限り思い出してリストアップしてみます。1か月の出費を集計するのですが、その前に自分でいくら使ったのかを予想してみます。この予想額と実際の出費額を比べるのです。
 

「隠れ浪費」タイプは、1週間集中管理を

実際の出費額が予想額より高額だった人は、「隠れ浪費」タイプです。実際に使ったお金を認識していないということ。

無意識のうちにお金を使っている「隠れ浪費」タイプは、細かい浪費が多くてお金が貯まらないといったところ。 「隠れ浪費」タイプに一番効果的なのは、一定期間、自分の使ったお金を徹底的にメモすることです。1週間は続けてみましょう。

自動販売機や新聞、雑誌、ガム、傘など細かい出費が出てくるはず。それらが本当に必要な物かを考えてみましょう。 今まで見えていなかった無駄使いが分かりますね。この「隠れ浪費」タイプは、お金を使っていることを自覚すると、少しずつ不必要な物を買わなくなるでしょう。
 

「天然浪費」タイプは、月に1度は反省デーを

予想額が実際の出費額より高額だった人は「天然浪費」タイプ。実際はもっとお金を使っているかも……と思っていたのですから、ある程度は自分のお金使いを把握していたということ。でも実際に、何にお金を使ったのかは分からなかったわけです。

お財布にあるだけお金を使い、なくなったらまたお財布にお金を入れる。クレジット払いも気にせずに利用。浪費をしているとは思っていませんが、お金を使っているという意識はあります。

この「天然浪費」タイプは、衝動買いやバーゲン好きに多いタイプです。まずは自分のお金使いを知ることから始めましょう。月に1回は使ったお金をリストアップし、何にいくら使ったかを認識すると、今まで気が付かなかった浪費癖が見えてくるはずです。

自分がどっちのタイプかを見分けると、効果的な対策が分かります。まずは自分の浪費癖を確かめることから始めてみましょう。

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