お上手な価格設定
売れ筋グレードは中間の『S』(179万円)。ベーシックグレードの『L』(169万円)だと後席窓ガラスが手回し式の上、安っぽいインテリアになるなど、ビジネスユースを意識した内容。最上級の『G』(185万円)はハンドルが革巻きになり、センターコンソールが付くだけで割高感がある。フロントはゆったりサイズのシート、リアにはシートの座面を長くしたくつろぎのシートを設定
ただ当面は『スマートエントリーパッケージ』しか生産しないため、179万円のSを選んでも、事実上184万3550円になってしまう。4万2000円のサイドエアバッグを付ければ188万5550円。ちなみに先日まで販売されていた先代プリウスはアルミホイールまで付いて189万円だった。
だったらサイドエアバッグやアルミホイール付きで205万円の現行プリウスの方がいいのでは、と思うだろうが、トヨタだってぬかりない。アクアの発売に先立ってプリウスを12万円値上げし、217万円になっている。そもそもプリウスの価格設定が安過ぎたということらしい。
逆にアクアを159万円くらいの値付けにしたら、ライバル車が全て競争力を失ってしまう。アクアの販売も好調だというので、八方丸く収まった?のかもしれない。
1月中旬時点での納期は4ヶ月程度。10万円のECOカー補助金と12万円弱のエコカー減税+グリーン税制を受けられる。
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