トラブルに対する懸念
トラブルは繰り返されるとみなされる
過去にトラブルを犯した人は、同じようなトラブルを再発すると考える人が多いのも事実であり、それがゆえに企業は過去にトラブルを起こした人には寛容ではないのです。採用を決める前に名前で検索したり、各種のソーシャルメディアでの発言を事前にチェックすることが当たり前にもなってきました。
大失業時代をどう生きる?
今、世の中には失業されている人がたくさんいらっしゃいます。多くは自分から望んで会社を退社したのではなく、合併や買収、業績不振などが原因で退職勧奨を受けています。中には不本意な異動、降格、降給などが原因で、「それならいっそ会社を辞める」と言って、自ら自己都合退職した人もいます。どちらにしても次の転職先が決まらないうちに離職した点で共通しており、こうした場合、離職期間の長期化というプレッシャーとの戦いになるわけです。各社がもっと前向きな積極採用をするようになれば、この問題も少しずつ解消されていくと思います。しかし、言わば大失業時代とも言うべき時代を迎えていることも確かです。リストラの憂き目にあったとしても、その難局を乗り越えていけるよう採用の論理を理解し、転職のノウハウも蓄積していきたいものです。