ではここで企業が「採用の失敗」を引き起こしかねない、代表的な「4つの懸念」について取り上げることにしましょう。
志望動機に対する懸念

やる気のある人を採用したい
能力に対する懸念

実績はわかりやすくアピールしよう
対人関係に関する懸念

環境に順応できる人が選ばれる
こうしたことも考慮しながら、採用の現場では目の前にいる候補者が自分の組織の中で活躍する状況をイメージし、決断する必要があります。決して簡単な決断ではないだけに、やはり転職活動が長期化している人は懸念される傾向があります。
買収や合併、業績不振などの会社都合で退職した人の転職活動が長期化している。採用現場では、失業している人への偏見が少なからず存在している場合があり、特に離職期間が長期化している人は、早期に再就職を実現するために対策を打つ必要がある。企業が採用を控える4つの懸念について考える。
小松 俊明
転職のノウハウ・外資転職 ガイド
東京海洋大学教授。専門はグローバル教育/キャリア教育。サイバー大学客員教授を兼任。著書は「できる上司は定時に帰る」「35歳からの転職成功マニュアル」「人材紹介の仕事がよくわかる本」「エンジニア55歳からの定年準備」他。元ヘッドハンターで企業の採用事情に詳しい。
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