自転車人気に乗って自転車兼用PNDが増加
PNDの2011冬-2012春モデルは少々寂しく、パナソニックが自転車兼用の「ゴリラ」CN-MC01と、旅ナビのコンパクトモデルCN-MH01Lを、ソニーが7型ワイドモデルのNV-U97VT/Vを、ガーミンが一連の新型モデルを出した程度だ。自転車兼用ナビは、ソニー「ナブユー」NV-U37のライバルだが、CN-MC01は画面が一回り大きい4.3型ワイド(NV-U37は3.5型)ながら、価格比較サイトの最安値ではCN-MC01のほうが安いなど、お買い得感がある。
ただし、情報量ではアウトドア地図やオービスマップ、渋滞予測データを収録したソニーのほうが上だったりするし、細かい部分で機能が異なる。もう少し細かい情報は、こちらでも紹介しているので参考に。
CN-MH01Lだが、従来の「旅ナビ」CN-SG500D&500Lが年配のユーザーをターゲットにしたのに対して、こちらは旅好きの女子がターゲット。
コンセプトはわかりやすいが、おそらくスマートフォンを使いこなしている人も多いと思われるだけに、通信機能の無いナビ+電子ガイドブック+カメラを使ったその他諸々の機能の旅ナビがどれだけ受け入れられるかは、予想が難しいところだ。
海外ドライブ好きなら持っておきたいガーミン
その点、ガーミンはターゲットがわかりやすい。出かける先の海外マップソース(別売)とともに海外旅行に持って行き、現地のレンタカーに装着して使えるのはガーミンだけ。海外旅行で運転する機会が多い人なら、1台持っておくと便利。国内と海外で兼用できるし、ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカ、中国など、世界各地で兼用することもできる。新しいガーミンはスマホ風に薄く軽いnuvi3770Vをトップに、6機種をラインナップ。売れ筋は5インチワイドモニター採用のnuvi25××番台のモデルで、FM-VICS、ワンセグチューナー、みちびき対応の全部入りのnuvi2582Vから、FM-VICSもワンセグも無いベーシックモデルのnuvi2565まで、4タイプを用意する。