シャネルのアイコンウォッチといえば、やはり「J12」を思い浮かべる方も多いことでしょう。マドモアゼル シャネルがこよなく愛したブラックとホワイトを基調とする「J12」は、2000年にシャネル初のスポーツウォッチとして誕生したコレクションです。一番最初に登場したのはブラックモデル。その後2003年にはホワイトモデル、2008年にはオーデマ ピゲとのコラボレーションであるキャリバー「CHANEL-AP3125」を搭載した「J12 キャリバー 3125」を発表するなど、実に多くのバリエーションを生み出してきたアイコンコレクションでもあります。
「J12」の魅力は、ジャック・エリュが編み出した“海”を思わせるスポーティなデザイン、そして硬度を誇るハイテク セラミックが見せるエレガントな質感にあることでしょう。セラミックが織りなす不思議な輝きは、まるでジュエリーのように美しく手元を煌めかせます。ブラックとホワイトのモデルに用いられているハイテク セラミックに加えて、昨年の2011年はチタニウムを融合したチタン セラミックの「J12 CHROMATIC」も登場。ダイヤモンドパウダーで磨き上げられた、光とともに見え方の変わるクロマティックカラーの幻想的な色合いは、セラミックという素材の可能性を改めて見せてくれました。
「J12 29MM ダイヤモンド」 クォーツ、SS+ハイテク セラミックケース×ダイヤモンド×ハイテク セラミックブレスレット、111万3000円
写真のモデルは2010年に登場した、J12では最小のサイズとなる29ミリのモデル。J12が登場し、10周年を迎えたこの年には複雑時計の「J12 レトログラード ミステリユーズ」や初の本格式ダイバーズとなる「J12 MARINE」など渾身の作が様々発表されました。この「J12 29MM ダイヤモンド」も10周年を飾ったモデルのひとつです。オリジナルの38ミリを中心とするユニセックスのサイズ展開に加えられた小さめの29ミリは、日本人女性の腕にも美しく沿うサイズ。質感の美しさを追求したセラミックモデルには、ダイヤモンドのエレガントな輝きもよく似合います。“強さ”と“美しさ”の両方を併せ持つJ12は、シャネルに受け継がれるクリエイションテーマを今に伝える腕時計でもあるのです。
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