二つ折りの財布ではお札がかわいそう
それにしても、お金が貯まる人はなぜ長財布なのでしょう?「先の社長が言うには『二つに折り曲げては、お札が窮屈でかわいそうだ』と」
お金に恵まれている人ほどお金を単なるモノではなく、まるで人格すら宿っているように大切に扱っていると亀田さん。
「お金にとって財布はホテルのようなもの。居心地良くしてやることで、お金はまた戻ってくる。これもある社長の言葉です」
1日の終わりには必ず財布の中のレシートなどを取り出し、お札の向きをそろえ、財布全体を布で拭いて汚れを落とす。その気持ちがお金の使い方に表れ、貯まる体質になるといいます。
次のページは、【法則2】財布に新札を入れて、ギザ10はとっておこうです。
取材・文/本間大樹 撮影/松本英明 監修/亀田潤一郎(税理士)