鉄道/新幹線

秋田新幹線新型車両E6系首都圏で一般公開(4ページ目)

2013年春からの営業運転を予定している秋田新幹線の新型車両E6系。東京~盛岡間で、E5系「はやぶさ」と併結運転し国内営業最高速の320km/hで走行する最先端の車両だ。スピード感あふれる近未来的なフォルムに圧倒されつつ車内に入ると、和の安らぎを感じさせる穏やかなインテリアにホッとする。また、バリアフリーはもちろんのこと、細かいところに気を配った車内設備には温かさも伝わってくる

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド

ゆとりと気配りの車内施設

大型トイレ

車イス対応の大型トイレ

チェンジングボード

着替え用のチェンジングボード

12号車の11号車寄りには、トイレ、多目的室、洗面所、車販準備室などの諸施設がある。トイレは男性用と大型トイレの2つだ。後者は車イス対応のもので、中にはオムツ交換台もある。さらには靴を脱いで着替えができるようにチェンジングボードが設置された。こうした心配りは嬉しい。

また、トイレ脇の通路には窓がなく、壁には秋田名物なまはげを中心とした観光ポスターが貼るなど、ギャラリー風「ゆとり」の空間となっている

ギャラリー風の通路

ギャラリー風の通路

E6系の営業運転開始は、2013年3月に予定されているダイヤ改正時からだ。当面は、最高速度300km/hとし、2013年度末から320km/hに引き上げる予定となっている。今から乗車が楽しみだ。

新型高速新幹線(E6 系)量産先行車について(JR東日本のサイト)

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