縦軸に平均広さ、横軸に平均価格を取っています。点が右にある市ほど価格が高く、上にある市ほど広さが広くなります。広さ/価格ともにかなりばらけた分布であり、市ごとの商品特徴がよくわかります。
「広くて高い」のは北摂/阪神間
「広くて高い」グループは右上にある宝塚市/芦屋市/豊中市/西宮市/高槻市あたり。どれも阪神間/北摂の人気高級住宅街。「狭くて安い」グループは、摂津市/守口市/堺市(堺区)のいずれも大阪市内隣接3市と明石市。ただ、広ければ高くて狭ければ安いのは当たり前。というわけで単価で比べやすくする為45万円/平方メートルのラインを入れてみました。この点線との距離が右に離れている程「単価の高い市」で左に離れている程「単価の低い市」となります。
ちなみに、最高単価と最低単価はそれぞれ豊中市(60万円/平方メートル)と川西市(32万円/平方メートル)。広さは殆ど変わらないのに(当然ながら)価格は倍程の差となっています。
次のページでは、大阪市/神戸市/京都市の各区の広さ/価格の関係をみてまいります。