住みたい街 関西/住みたい街の見つけ方[関西]

住み心地と価格に関係はあるか?~相関関係を探る!(2ページ目)

住み心地のよい街に住みたい、でも住宅にかける費用は安いにこした事は無い。では、はたして住み心地がよく「不動産の安い街」はあるのか?「スーモマガジン」で過去に掲載されていた特集から、北摂や阪神間を中心に、行政区ごとの価格や住み心地の関係を見てみました。

田中 和彦

執筆者:田中 和彦

住みやすい街選び(関西)ガイド

「スーモ新築マンション」の特集であった「価格データ」は市区毎に書かれていましたが、ここではグラフにしてみました。

スーモの価格特集

阪神間、北摂を中心とした新築マンション価格データ

縦軸に平均広さ、横軸に平均価格を取っています。点が右にある市ほど価格が高く、上にある市ほど広さが広くなります。広さ/価格ともにかなりばらけた分布であり、市ごとの商品特徴がよくわかります。

「広くて高い」のは北摂/阪神間

「広くて高い」グループは右上にある宝塚市/芦屋市/豊中市/西宮市/高槻市あたり。どれも阪神間/北摂の人気高級住宅街。「狭くて安い」グループは、摂津市/守口市/堺市(堺区)のいずれも大阪市内隣接3市と明石市。

ただ、広ければ高くて狭ければ安いのは当たり前。というわけで単価で比べやすくする為45万円/平方メートルのラインを入れてみました。この点線との距離が右に離れている程「単価の高い市」で左に離れている程「単価の低い市」となります。

ちなみに、最高単価と最低単価はそれぞれ豊中市(60万円/平方メートル)と川西市(32万円/平方メートル)。広さは殆ど変わらないのに(当然ながら)価格は倍程の差となっています。

次のページでは、大阪市/神戸市/京都市の各区の広さ/価格の関係をみてまいります。
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