賢い電子マネーの使い方は?
それではマネーハック流の電子マネーの上手な使い方はどのようなアプローチでしょうか。それは「ムダづかいを抑えるために電子マネーを使う」ということです。仮に、あなたが電子マネーを使うのが職場近くのコンビニや通勤途中のキオスクや自販機に限られるとします。だとしたら自分がそうした場所でどれくらい買い物するか考えてみます。毎日500円以上使ったらムダだと思えるのなら、毎月15000円以上はチャージしないことで予算をコントロールできることになります。勤務日だけでしたら、20~22日分だけ考えてもいいでしょう。
細かい買い物をむやみに制限するとストレスがたまりますが、「毎日500円の範囲なら使ってもよい」と自分を許すことで、毎日が少しだけ楽しくなってきます。ムダづかいも抑えられれば一石二鳥です。
使っていいお金の予算を考えるということは、賢い買い物生活の第一歩です。先ほど電子マネーはムダづかいが危ない、という話をしましたが、同じ電子マネーで家計の予算管理ができるようになれば、これも大逆転ですね。マネーハックに電子マネーを役立ててみてはどうでしょうか。
さらに使い切らなかった分は、自由に使って良い予算として考えると家計のコントロールは苦痛だけでなくさらに楽しむことができます。実際には今までと同じお金を使っていても、自分にご褒美が出た気分になるなんて、まさに発想の転換~マネーハック~です。
電子マネーを拒むのも実はダメ!
ところで、ときどき「うちは絶対に電子マネーを使いたくない!」という人がいますが、これも実はダメなやり方です。なぜなら、電子マネーが今より衰退してこれを永遠に利用しない選択肢は考えられないからです。むしろ小銭の受け渡しが面倒なため、「現金不可」の小口取引が主流になるかもしれません。朝のラッシュアワーの中、鉄道のホームの売店で現金のやりとりをするより、明らかに電子マネーのほうが便利です。自販機もコンビニも、一度電子マネーを経験してみると小銭をじゃらじゃら探すのは面倒になってしまいます。
どのフォーマットが生き残るかはともかく、電子マネーの概念が消えることはないでしょう。
そのとき、電子マネー未体験のままでいると、切り替えの際に苦労することになるでしょう。消費の一部分が電子マネーである今のうちから、電子マネーの経験をして慣れておくことが大切です。
子どもに金銭教育をしなければならない親も、電子マネーを経験しておくべきです。子どもが使うことになる仕組みを親が知らないのでは、教育できないからです。
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電子マネーは便利な道具です。携帯電話にセットしておくと、財布を忘れたときに重宝しますので、あまり使わないとしても、試しに登録しておくといいでしょう。経験もそこからです。
ぜひ賢く使って、便利さを享受してみてください。