銀行・郵便局/銀行を利用するときのリスクと注意点

インターネットバンキングの始め方

インターネットバンキングを始めたいときの銀行の選び方、口座開設の方法を解説します。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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まずはメインバンクでインターネットバンキングを始めてみよう

はじめ方

インターネットバンキングは銀行選びから

インターネットバンキングを始めたいとき、初めてならば日常的に利用しているメインバンクがおすすめ。インターネットバンキングの契約を追加することで、窓口やATMに加えて、パソコンや携帯電話も使えるようになり、便利です。

すでに口座を持っている銀行なので、書類に必要事項を記載して窓口や郵送で申込めるほか、銀行によってはホームページからインターネットで簡単に申し込めるところもあります。


ネット専業銀行やネット支店などは、金利やサービスを比較して選ぶ

メインバンクでのネットバンキングに慣れたら、個性的なサービスを展開しているインターネット専業銀行やインターネット支店などにもチャレンジ。その際は、各銀行のホームページで、取り扱う商品やサービスをしっかりチェックしましょう。チェックポイントは、定期預金の金利、投資商品の品揃え、利用できるATM、その銀行独自のサービスなど。自分が行いたいインターネットバンキングを考えて選びましょう。

金利の高いネット定期を利用したいのか、ネット振込手数料無料の特典を活用したいのか、外貨預金や投資信託の購入などの投資をネットバンキングで行いたいのか…。また申し込みから融資までインターネット上で完結する住宅ローンを取り扱うネット銀行もあります。

よく考えて銀行を選んだら、いよいよ口座開設の申込みです。


携帯電話で身分証明書が送れる銀行も

申し込みは、各銀行のホームページから、必要事項を記入してEメール送信で行います。ただし、インターネット専業銀行やインターネット支店と言っても、身分証明書は自分でコピーをとって郵送しなければなりません。そんな中、携帯電話で運転免許証などの身分証明書の写真を撮影し、アプリを使って送ることもできるのが、じぶん銀行と楽天銀行。また住信SBIネット銀行では、本人限定受取郵便(本人しか受け取れず、受け取り時に身分証明書の提示が必要)を使ってキャッシュカードを送付することで、郵送の手間を省いています。

申し込みから口座開設まではこういったやり取りのため1週間から10日程度かかるので、定期預金の特別金利キャンペーンを利用したいときは、早めに申し込みをすることをおすすめします。

インターネット専業銀行やインターネット支店では、原則通帳はありません。口座開設の手続きが済むと、現金の入出金に使うキャッシュカードが届き、取引が可能となります。最初のログインの際にはパスワードなどの初期設定を行う必要があります。また口座に残高がないと取引できませんね。入金はATMを利用するか、他行からの振込みで行います。振込には振込手数料がかかりますから、手数料無料のATMを確認しておいて利用するのがおすすめです。

取引画面にログインするには、その都度パスワードの入力が求められます。セキュリティ対策として、秘密の合言葉や、特定の画像を登録しておく仕組みの銀行もあります。自分で登録したパスワードなどを忘れないようにしましょう。

忘れたり、間違えて入力すると、自分の口座なのにログインできず取引ができなくなります。その際はあわてずにコールセンターに連絡しましょう。新しいパスワードを設定するなどの作業の後、取引を再開することができます。
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