ecoモード搭載のオイルヒーター ~ デロンギ・ドラゴンデジタル
新たに搭載された「ECOモード」なら、さらなる消費電力の削減ができます(画像:メーカーサイトより)
続いて、輻射熱で人や室内をじんわりあたためる「オイルヒーター」です。オイルヒーターは、風の無い暖房として静かで包み込むような快適性が人気。しかし、消費電力が最大1500Wと高く、部屋全体をあたためるとなると電気代が高いのが弱点でした。そこで今年の新製品に搭載されたのが「ECO運転モード」です。従来も、設定温度に対し、温度センサーで周辺温度を感知し自動で電源のオンオフを繰り返すマイコン制御は搭載されていましたが、この「ECO運転モード」は、設定温度より少し控えめな温度で制御することで、さらに消費電力を削減しています。
デロンギ独自の「X字型フィン」は、効率UP・安全性UP・使い易さUPと、効果いろいろ(画像:メーカーサイトより)
オイルヒーターは、機器内部にあるオイルがあたためられ、フィン(放射板)の中を循環しながら放熱し、その輻射熱で空気や人・壁・床などをあたためる仕組みになっています。そこで注目したいのが、デロンギ独自の形状「X字型フィン」です。従来より表面積を2倍にし効率をUP。平均表面温度も約60度に低温化し、より安全性を高めました。また、サイズのコンパクト化も実現でき、使いやすさの向上にもつながっています。
設定温度は10℃~28℃の範囲で可能。タイマー機能付きで、開始と停止を1日それぞれ2回まで設定できます。オイルヒーターは直ぐに部屋全体をあたためるのは不得意ですが、一度あたたまれば停止しても直ぐに部屋が冷えることが無いので、タイマーを上手に利用することをおすすめします。
【製品サイト】デロンギ オイルヒーター