ヒーターの種類と特徴

電気暖房器具の中で最も種類が多い「ヒーター」。あなたに合ったものは…?

電気暖房機の中でもさまざまな種類があるヒーター

暖房器具の種類と特徴」で紹介した中で、最も製品数が多いのが「ファンヒーター・赤外線ヒーター」でしょう。そのため、何を基準に選べば良いか迷うことも多いはず。そこでそれぞれのタイプ別に、長所・短所・適応畳数のバリエーションなど特徴を整理してみましょう。

 

ファンヒーター

室内の空気を吸い込み、主にセラミックヒーターの熱で温風にして吹き出し暖めるタイプ(※熱源が灯油の場合「石油ファンヒーター」、ガスの場合「ガスファンヒーター」)。スイッチを入れるとすぐに温風が吹き出すため、素早く暖かくしたい時に向きます。しかし風が出続けるため、ホコリの舞い上がりや乾燥が気になるのが弱点といえるでしょう。

■消費電力と適応畳数(※料金目安単価は27円/kWh(税込)で試算)
消費電力は1200W(1時間で約32.4円)で、コンクリート造・約8畳前後の部屋全体を暖めることができるのが目安。1200W・600W・300Wなど、切り替えが可能になっているタイプが主流です。また、600W~300W程度(1時間で約16.2円)の小型タイプは、足元やトイレなどの個室を暖めるのに適しています。消費電力を目安に、目的に応じたタイプが選ぶと良いでしょう。

■便利機能
個室向きのタイプには、ON/OFFタイマー、乾燥を防ぐための加湿機能など、利便性と快適性を高める機能付きが人気です。また小型タイプには、人感センサー搭載で必要な時だけ運転するタイプが適しています。また持ち運んで使いたい場合は、ハンドルなどがあると便利でしょう。

■安全性
直接火が出ていないとはいえ熱を発している製品なので、安全性はしっかり確認したいものです。対震自動運転停止装置・切り忘れ防止機能・転倒時自動OFF機能など、どんな安全機能がついているか確認しておきましょう。

※参考機種: 加湿セラミックファンヒーター 【HX-F120】 (シャープ)
セラミックファンヒーター。6~8畳くらいの個室(断熱材入り住宅の場合)を温めるタイプ。加湿器が一体になっているため、乾燥を防ぎながら暖房できる。人気のプラズマクライスターイオンも搭載。

※参考機種:セラミック2WAYヒーター 【DS-FTX1210】(パナソニック)

セラミックファンヒーター。縦・横どちらにも置ける2WAYタイプ。コンパクトサイズで人感センサー付きのため、玄関やトイレなど人が居る時だけ使いたい狭い空間に最適。ナノイー搭載で除菌効果もあり。


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