食事中でも作業中でもiPhoneを使いたい
バード電子「iPhone4/4Sケース ポコヨン」2980円
iPhoneケースは、もう種類があり過ぎて、お洒落なモノから、ジョークモノ、本格革製品、アイディアモノ、充電機能付きなどなど、あらゆるパターンのケースが手に入ります。ただ、前面のパネル全体を使って操作するため、基本は背面のカバーですし、ケースも前面が開いたものがほとんど。前面がビニールなどで覆われたものもありますが、それでも電話を受ける時に耳に当てる部分は穴が開いていています。この穴が意外にくせ者で、そこから埃などが入って、パネルがどんどん汚れていきます。
背面。脱着部に貼る両面テープが付属している
ガイド納富が、バード電子の「ポコヨン」が好きなのは、何と、このケース、前面を全てビニールで覆ってしまっている事。それでいて、通話には全く支障がありません。これが驚くほど通話に支障がなくて、ということは、穴なんか開いてなくても大丈夫という事です。それを発見したケースとしても、これは凄い。前面が完全に覆われているので、濡れた手で操作するのも安心だし、食事中でも、埃が舞う所でも、iPhoneが汚れる事を気にせずに使えます。実際、ファーストフードなんかを食べながら、メールを書いたりといった作業がとても快適。汚れても、さっと拭きとればすぐにキレイになります。
底部のスピーカーには穴が開いている。ドックコネクタにはカバーが用意されている
背面は、まるでスエードのような手触りの良さが特長のエクセーヌ製。長く、このエクセーヌ製のケースを作っているバード電子ですから、全体の完成度も申し分ありません。ビニールとエクセーヌの接合部の柔らかさなどは、実際に多くのユーザーの声に応えて改良を施した後が伺えて感動的でさえあります。通話用の穴以外にも、実際に開いているのは、側面のミュートスイッチと背面のカメラ部分と、上部のイヤフォンジャックと底部のスピーカー及びドックコネクタ部のみ。ドックコネクタ部にはカバーが付いているから、実質、開いているのは三ヶ所のみです。電源スイッチや音量ボタンはケースの上から押せば良いという割り切りも素敵だと思うのです。
ガイド納富の「こだわりチェック」
小さいけれど、どれもちょっと名品です
他にも、書いたメモの写真を撮れば、それがテキストデータになって送られてくる「カイバー・スマートノート」とか、切り離してB3サイズの紙になる大学ノート「Thinking Power Notebook ガリバー」とか、超小型ギター&ベース用マルチエフェクター「パンドラ・ミニ」とか、世界最小級大学ノート用革カバー「SPY」とか、Takulamiの超高級システム手帳用バインダーとか、紹介したいアイテムがいっぱいあって、それらもあらためて紹介しますが、最近、本当にこういうちょっと名品、といったグッズがとても増えているように思います。
多分、もう名品じゃないと作る意味がないのかも知れません。誰もが使う、汎用のプロダクトは、超大手のメーカーに任せて、中小のメーカーは、プロ仕様や業務用といった専門性の高いアイテムや、アートとも言えるような、作品的なものを作るのが、正しい道なのかも知れません。その思い切りが多くの名品を生んでいるような気がするのです。そう考えると、何だかワクワクしてきませんか。
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