シャシー性能が大幅に進化した2世代目
2011年に開催されたフランクフルトショーでお披露目された2代目。プレミアムコンパクトで唯一のFR(後輪駆動)を採用する。ボディサイズは全長4335mm×全幅1765mm×全幅1440mm。旧型より全長95mm、全幅15mm、全高40mm大きくなった。価格は116iが308万円、116iのスポーツとスタイルが318万円、120iが367万円、120iのスポーツとスタイルが387万円
ベーシックモデルに加え、スポーツとスタイルと呼ばれるデザインラインを用意。スポーツはハイグロスブラックをアクセントに使用、キドニーグリルには専用のワイドバーを用いた。スタイルはホワイトをアクセントに仕立てられている
けれども実は、1シリーズにこそBMWの凄みが隠されていたりする。いったい、それは何か……。
エコ・プロモードも設定したドライビング・パフォーマンス・コントロールを標準装備。エンジンやシフトタイミングの最適化に加え、エアコンの作動などまで効率的に制御してくれる。ブレーキエネルギー回生システムやアイドリングストップ機構なども備え、10・15モード燃費は116iが17.6km/l、120iが17.2km/l
1シリーズは、BMWワールドを知るための入門用としてはもちろんのこと、BMW経験者やクルマ運転好きが乗っても十分に納得できる仕上がりになっている。
高精度直噴システムやバルブトロニック、ツインスクロールターボなどを備えた、1.6リッターターボを搭載。116iは最高出力136ps/最大トルク220Nm、120iは最高出力170ps/最大トルク250Nmと出力が異なる。効率の良い8ATをセグメント初採用
上級車からの、“楽しいダウンサイジング先”としても、有効な選択肢である。
BMW Japan