ジュエリーと違って高額ですから、金地金の保管に頭を悩ませる人も多くいることでしょう。
しかし同じ金でも、500グラムの金地金(バー)の場合には、たった1つで百万円を超える金額になります。せっかく金を購入したのに、盗まれてしまっては元も子もありません。
「どう保管するのが安心なのかしら」等と、金の保管方法に頭を悩ませてしまう人もいるかもしれません。自分に最適な方法はどれなのか、順番に見ていきましょう。
金の保管方法1:自宅金庫で保管する
1つ目に考えられる方法としては、自宅に耐火金庫を設置する方法が考えられます。常に金を手元に置いて眺めたい人に向いている方法と言えるかもしれません。しかし、自宅の金庫そのものを盗まれるというリスクは残ります。金の保管方法2:貸金庫を利用する
そこで2つ目に考えられる方法としては、銀行の貸金庫に預ける方法が考えられます。金庫そのものを盗まれるというリスクは抑えることができますが、一方で、貸金庫を借りる費用がかかることになります。貸金庫のサイズ等や銀行によっても費用は変わりますが、1ヵ月数千円程度からが相場のようです。一つで百万円を超える金地金ですから、ある程度のコストの発生は仕方のないことかもしれませんね。
金の保管方法3:購入業者の保管サービスを利用する
銀行まで持ち運ぶのも不安という人もいることでしょう。そこで、3つ目の方法としては、金を購入する業者にもよりますが、業者が行っている保管サービスを利用する方法が考えられます。一般的には、保管する口座の開設や年間手数料等が数千円程度、さらに預ける金の重さ等に応じた手数料がかかるようです。中には手数料無料の業者もあるようです。金の保管方法4:純金積立で預かってもらう
「高額な品物を手元に置くことに不安を感じるけれども金を購入したい」という場合には、金地金を買わずに純金積立で金を購入する方法も考えられます。純金積立の場合には、金を積み立てて購入する仕組みのため、自動的に金を預けることになります。もちろん、純金積立では年間手数料や購入手数料がかかりますので、コストは発生します。場合によっては、金地金よりも高くなるかもしれませんが、業者によっては、金価格が安い時にスポット的に金を購入することもできます。
「金を購入したはいいけど、保管方法まで考えていなかった!」という事態に陥らないように、事前に金をどう保管するのかを考えてから購入した方がよいでしょう。