素晴らしい!

トヨタ・カムリハイブリッド

プライスを含むスペックから考えるとあまり魅力的には映らないカムリ・ハイブリッド。果たして実力やいかに?

あまり期待していなかったカムリ・ハイブリッド(以下カムリHV)ながら、乗ってみたら「こら素晴らしい!」という仕上がり具合だった。徹底的に静かで快適。従来の同クラス車より燃費良し! しかも動力性能だって文句ありません。もう少し安価なら100点だったのに、と思う。

これまでもトヨタはレクサスHS250hとSAIというミドルクラスのハイブリッドをラインナップしていた。けれど評価&売れ行き共に伸び悩んでいる感じ。なぜだろうか? いろんな意味で洗練されていなかったからだと考えます。価格に見合う魅力を感じない、と言い換えてもいい。

トヨタ・カムリハイブリッド

カムリ・ハイブリッドと同じミドルクラスのハイブリッドHS250hやSAIの評価は軒並み低い。当然、カムリ・ハイブリッドに対する期待もあまり高くなかったのだが……


例えば燃費。1.8リッターエンジンを搭載するワンクラス下のプリウスの場合、渋滞する東京都内を普通に走って20km/L。流れの良い道なら25km/L近く走る。一方、2.4リッターエンジンのHS250hやSAIを都内で走らせたら良くて13km/Lといったイメージ。

加えて絶対的な動力性能や静粛性もプリウスと変わらず。リアシートの居住性だって大差ありません。考えてみればプリウスとHS250h、SAIは同じシャシを使っているのだった。なのに『SAI』の一番安いグレードでも338万円もするのだから魅力薄め。カムリHVの期待値、低くて当然かと。