大人がハマる!? 横浜の工場見学の魅力とは

「横浜で工場見学」といえば、キリンビール横浜工場&シウマイでおなじみの崎陽軒 横浜工場が超定番。2022年1月には森永製菓鶴見工場の見学も再開しました。大人も楽しめる、横浜の工場見学の魅力、予約方法を紹介します。

<INDEX>
  1. キリン横浜ビアビレッジ
  2. 崎陽軒 横浜工場
  3. 森永エンゼルミュージアム モリウム&鶴見工場
 

キリン横浜ビアビレッジ:工場ならではの特別な体験を

京急「生麦」駅から徒歩約10分で、キリンビール横浜工場に到着(2022年4月13日撮影)

京急「生麦」駅から徒歩約10分で、キリンビール横浜工場に到着(2022年4月13日撮影)


京浜急行 生麦(なまむぎ)駅から徒歩約10分のところにある、キリンビール横浜工場。横浜は日本のビール産業の発祥の地ということもあり、全国にあるキリンビールの工場の中で一番古く、また最も規模が大きい工場です。
ウェイティングスペースの広報施設「ノミモノ・ラボ」では、モノづくりの楽しさを研究員の視点で体感(2022年4月13日撮影)

ウェイティングスペースの広報施設「ノミモノ・ラボ」では、モノづくりの楽しさを研究員の視点で体感(2022年4月13日撮影)


約19万平方メートルの敷地があり、1分間に約2000本ものビール(350ml缶)を製造するほか、クラフトビールやチューハイ、カクテルなど多様化するユーザーの嗜好に応える製品を製造し、タイムリーに出荷しています。

 

キリン「一番搾り」のおいしさの秘密を知ろう

1グループにガイドさんがつき、ビールの醸造工程について丁寧に説明してくれます(2022年4月13日撮影)

1グループにガイドさんがつき、ビールの醸造工程について丁寧に説明してくれます(2022年4月13日撮影)


横浜工場では、キリンビールだけの「一番搾り製法」のおいしさの秘密についてガイドさんの説明を聞きながら、ビールの醸造工程を学びます(工場見学60分、試飲25分)。
一番搾り麦汁(左)と二番搾り麦汁(右)の飲み比べ。一番搾り麦汁は、みたらし団子のタレのような濃厚な味わい(2022年4月13日撮影)

一番搾り麦汁(左)と二番搾り麦汁(右)の飲み比べ。一番搾り麦汁は、みたらし団子のタレのような濃厚な味わい(2022年4月13日撮影)


ビールの原材料であるホップや麦に触れたり、「一番麦汁」と「二番麦汁」を飲み比べ(※)たり、工場ならではの体験が楽しめるのが魅力です。※都合により麦汁の飲み比べが行われない場合もあります
ガラス越しに大きな仕込み釜を見ながら説明を聞きます。プロジェクションマッピングで中の様子が見られる演出も(2022年4月13日撮影)

ガラス越しに大きな仕込み釜を見ながら説明を聞きます。プロジェクションマッピングで中の様子が見られる演出も(2022年4月13日撮影)


合わせて、仕込釜の内部のようすがわかるプロジェクションマッピングや、酵母の発酵について知るインタラクティブな仕掛けなど映像技術も駆使し、楽しみながらビールのできあがる工程を学べます。

 

見学後のお楽しみ! できたてビールの試飲

ブルワリードラフトマスターがおいしい「キリン一番搾り生ビール」を提供。キリン工場限定「柿の種 チーズ味」とともに(2022年4月13日撮影)

ブルワリードラフトマスターがおいしい「キリン一番搾り生ビール」を提供。キリン工場限定「柿の種 チーズ味」とともに(2022年4月13日撮影)


見学ツアーの最後は、お待ちかねの試飲コーナーへ。ブルワリードラフトマスターが提供するおいしい「キリン一番搾り生ビール」を飲みながら「一番搾りおいしさ実感セミナー」を受講します。
3種類の「一番搾り」の飲み比べも体験(2022年4月13日撮影)

3種類の「一番搾り」の飲み比べも体験(2022年4月13日撮影)


3種類の「一番搾り」の色・香り・味を楽しみながら、ビールについてさらに深い知識を身に着けられますよ!
 
併設のキリンファクトリーショップでお土産をチョイス(2022年4月13日撮影)

併設のキリンファクトリーショップでお土産をチョイス(2022年4月13日撮影)

 

キリンビール横浜工場見学の予約方法

キリンビール横浜工場の見学は事前に予約が必要です。時間は10:00~15:00、参加費は税込500円、当面の間は電話予約のみで受け付けます(045-503-8250、9:45~16:30、休館日を除く)。

【DATA】キリンビール横浜工場
住所:横浜市鶴見区生麦1-17-1
アクセス:京浜急行 生麦駅より徒歩約10分、JR京浜東北線 新子安駅より徒歩約20分、JR京浜東北線 鶴見駅よりタクシーで約10分
※飲酒運転防止のため、車での来場はご遠慮ください。
所要時間:約90分(ガイドツアー60分、試飲25分)
参加費:税込500円
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌平日休館)、年末年始 ※臨時休業あり
予約方法:電話にて受付 ※当面の間
予約・問い合わせ:045-503-8250(9:45~16:30)※休館日を除く
URL:キリンビール横浜工場
All About NEWS:「キリンビール横浜工場」が2年ぶりに見学ツアー再開! 「一番搾り」3種飲み比べも【現地レポ】

 

崎陽軒 横浜工場:できたてシウマイが食べられるのが魅力

横浜市民、神奈川県民ならずとも「シウマイ」のできる工程を見学したい!と思うもの(画像提供:崎陽軒)

横浜市民、神奈川県民ならずとも「シウマイ」のできる工程を見学したい!と思うもの(画像提供:崎陽軒)


崎陽軒は1908(明治41)年に創業。横浜駅の売店からはじまり、1928(昭和3)年、「横浜に名物を作ろう」とのことで、横浜中華街の店で突き出しとして出されていたシウマイに注目、試行錯誤の末に「冷めてもおいしい」シウマイが誕生しました。シウマイ弁当は1954(昭和29)年から発売開始となりました。
新横浜駅からバスで約10分で崎陽軒 横浜工場に到着(画像提供:崎陽軒)

新横浜駅からバスで約10分で崎陽軒 横浜工場に到着(画像提供:崎陽軒)


新横浜駅からバスで約10分のところにある、崎陽軒 横浜工場。横浜土産の定番「シウマイ」は、すべてここで製造されています。
見学ルートには崎陽軒のシウマイに入っているしょう油入れ「ひょうちゃん」の歴史がわかる展示も(2017年7月12日撮影)

見学ルートには崎陽軒のシウマイに入っているしょう油入れ「ひょうちゃん」の歴史がわかる展示も(2017年7月12日撮影)


工場見学の所要時間は約90分。崎陽軒の歴史がわかるVTRを観た後、シウマイの製造工程を見学します。しょう油入れのひょうちゃん展示や駅弁の歴史、シウマイ弁当のひみつについて学んだ後、弁当の箱詰めラインを見学します。最後はお待ちかね、できたてのシウマイとシウマイ弁当のおかずなどの試食タイムです(グループ分けや時間帯により見学の順番が変わる場合があります)。
 

ロボットアームのしなやかな動きに魅了される人が続出

蒸しあがったシウマイを箱につめる、移載ロボット。しなやかなアームの動きにハマる見学者が続出!(画像提供:崎陽軒)

蒸しあがったシウマイを箱につめる、移載ロボット。しなやかなアームの動きにハマる見学者が続出!(画像提供:崎陽軒)


シウマイを作っている現場は、意外にも働いている人がたくさん。機械でできるところ、人の手と目で検品しながら作業するところ、それぞれの良い部分がミックスされているそう。

3つの工場で作られているお弁当約4万2000個(内シウマイ弁当約2万7000個)分のシウマイも含まれているため、ここではシウマイが1日約80万個も作られています。

シウマイの材料は昔からずっと同じで、豚肉、玉ねぎ、干帆立貝柱、グリーンピース、塩、コショウ、砂糖、でんぷんと皮に使う小麦粉。混ぜ合わされた材料が成型機へ入っていくようすはダイナミックです。
 

シウマイ弁当など崎陽軒のお弁当の製造ラインも見学

弁当の製造ラインをガラス越しに見学(画像提供:崎陽軒)

弁当の製造ラインをガラス越しに見学(画像提供:崎陽軒)


続いて、弁当の製造ラインの見学へ。この日作られていたのはシウマイ弁当! ごはんを折に入れた後、シウマイなどのおかずが手早く詰められていきます。最後は紐をかけて出来上がり。約20人ものスタッフの手によって作られているとはビックリです。ますます“シウマイ弁当愛”が大きくなりますね!
シウマイ弁当の紐は横浜の工場でつくられた証。人の手と合わせて「ひもかけ機」も導入されます(2017年7月12日撮影)

シウマイ弁当の紐は横浜の工場でつくられた証。人の手と合わせて「ひもかけ機」も導入されます(2017年7月12日撮影)

 

シウマイ工場見学後のお楽しみ! できたてシウマイ&おかずの試食

工場を見学した後は、できたてのシウマイやシウマイ弁当のおかず、崎陽軒で作られているお菓子などを試食(画像提供:崎陽軒)

工場を見学した後は、できたてのシウマイやシウマイ弁当のおかず、崎陽軒で作られているお菓子などを試食(画像提供:崎陽軒)


見学後は、できたてのシウマイとシウマイ弁当のおかずなどを試食します。あたたかいシウマイはやわらかく、干帆立貝柱の風味が倍増しているように感じました。いつも食べている「シウマイ」とは一味ちがいます!
工場入口にある「プチミュージアムショップ」ではオリジナルグッズをはじめ、崎陽軒の商品が購入できます。その場で食べられる「工場できたてアツアツメニュー」の販売(※2022年4月現在休止中)も(2013年10月30日撮影)

工場入口にある「プチミュージアムショップ」ではオリジナルグッズをはじめ、崎陽軒の商品が購入できます。その場で食べられる「工場できたてアツアツメニュー」の販売(※2022年4月現在休止中)も(2013年10月30日撮影)

 

崎陽軒 横浜工場 見学の予約方法

2022年4月現在は、新型コロナウイルス感染防止対策として、開催日の追加、催行人数の縮小、エレベーターボタンなど各所消毒の強化、試食室テーブルへの飛沫防止用アクリル板設置といった対策を取り、工場見学を受け入れています。

安心安全なものづくりがわかる、崎陽軒 横浜工場の工場見学。なかなか予約が取りづらいですが、チャレンジしてみては。

【DATA】崎陽軒 横浜工場
住所:横浜市都筑区川向町675-1
アクセス:JR・市営地下鉄 新横浜駅から、市営バス(300系統「仲町台駅」)にて約10分「港北インター」下車、徒歩約5分
駐車場:3台(要予約)
所要時間:約90分
見学時間:火~土曜日の1日4回(9:00~、10:30~、12:30~、14:00~)
※毎月月末と年末年始は見学はお休み
対象:4歳以上
定員:1名~21名
予約方法:崎陽軒WEBサイトより⇒崎陽軒の工場見学(3ヵ月前の同日から)
問い合わせ:TEL 045-472-5890(9:00~12:00、13:00~17:00)
URL:崎陽軒
 

森永エンゼルミュージアム モリウム&鶴見工場:ミュージアムと工場見学の両方を楽しめる!

森永エンゼルミュージアム MORIUM外観(画像提供:森永製菓)

森永エンゼルミュージアム MORIUM外観(画像提供:森永製菓)

 

森永製菓鶴見工場では、併設する見学施設「森永エンゼルミュージアム MORIUM(以下、モリウム)」を2022年1月に開館し、工場見学も再開しました。

「モリウム」で歴史や技術、商品誕生秘話などを見た後、「ハイチュウミニ」「小枝」など主力商品が出来上がる様子を見学できます。
 

懐かしのパッケージや歴史がわかる「モリウム」

「モリウム」入口からの全体風景。キョロちゃんがお出迎え(画像提供:森永製菓)

「モリウム」入口からの全体風景。キョロちゃんがお出迎え(画像提供:森永製菓)

 

「モリウム」は、2019年の森永製菓創業120周年を記念したミュージアム。ラテン語で「場所」を意味する「アリウム」と「モリナガ」を組み合わせたもので、MORINAGAが生み(UM)出すさまざまな価値を体感していただきたい、という思いが込められています。

「ヒストリー」展示の様子(画像提供:森永製菓)

「ヒストリー」コーナーの様子(画像提供:森永製菓)


「ヒストリー」コーナーでは、創業者・森永太一郎氏の想いを受け継ぐ森永製菓のあゆみを、発売当時の商品パッケージや広告宣伝物などを通じて知ることができます。
「おいしさのひみつエリア」ハイチュウ展示(画像提供:森永製菓)

「おいしさのひみつエリア」ハイチュウ展示(画像提供:森永製菓)


「おいしさのひみつエリア」では、キャンディ・ビスケット・チョコレート・アイス・inゼリーなど、おなじみの商品の歴史、製造技術を模型と映像で紹介。
 
上段:ダースポーチ(770円)、コンパクトミラー(マリー)(935円)、ハイチュウミニハンドタオル(495円) 下段:コンパクトミラー(チョイス)(935円)、小枝マスキングテープ(440円)※すべて税込

上段:ダースポーチ(770円)、コンパクトミラー(マリー)(935円)、ハイチュウミニハンドタオル(495円) 下段:コンパクトミラー(チョイス)(935円)、小枝マスキングテープ(440円)※すべて税込

 「ミュージアムショップ」では、お菓子はもちろん、森永の商品パッケージをデザインした、ここでしか手に入らないオリジナルグッズを販売します。

 

工場見学ルートも新設

ハイチュウ見学通路(画像提供:森永製菓)

ハイチュウ見学通路(画像提供:森永製菓)


1926年から工場見学を受け入れてきた森永製菓の鶴見工場。「モリウム」開館に合わせて見学者専用通路が整備され、ガイドとともに鶴見工場で製造されている「小枝」「ハイチュウミニ」の製造工程をガラス越しに見学できます。


「子どものころに見学した!」という方も多いのでは。これを機に訪れてみてはいかがでしょうか。
 

森永エンゼルミュージアム モリウム&鶴見工場 見学の予約方法

モリウムと工場見学はガイド付きツアー(所要時間約70分)となっていて、事前予約が必要です。予約受付は公式サイトからのみで、電話では行われませんのでご注意を。

【DATA】森永エンゼルミュージアム モリウム&鶴見工場
住所:横浜市鶴見区下末吉2-1-1(森永製菓 鶴見工場敷地内)
アクセス:鶴見駅からバス利用、森永工場前下車
駐車場:なし
所要時間:約70分
見学時間:平日(祝日、年末年始、工場指定定休日を除く)10:00~/13:00~
対象:小学生以上(保護者同伴の場合も未就学児は不可)
予約方法:WEBサイトより⇒MORIUM&鶴見工場(一般は10日前の9:00から受付開始)
問い合わせ:森永製菓株式会社 お客様相談室 0120-560-162(電話での予約受付は行っていません)
URL:MORIUM&鶴見工場

All About NEWS:「森永エンゼルミュージアム モリウム」が2022年1月横浜に開館! 「小枝」の工場見学も


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