アートを取り入れて知性あるインテリアに
ヨーロッパでは、インテリアの中にアートがあるのがふつう。インテリアアートを扱うブースはたくさんあったのですが、特にクオリティが高かったのがGARDECO。ベルギーを本拠地とするGARDECOは、世界各地のアーティストを育て、プロデュースする会社です。GARDECOのアートはどれも質感がすごく良くて、遠くから眺めても近くで見ても、それぞれに楽しめる美しいプロダクトばかりでした。こちらで扱っている林檎のセラミックアートは、2011年のインテリア ライフスタイルでAll About Style Store Awardを受賞しています。日本でも話題になっていましたよ、と、会場にいらしたスタッフの方と話が盛り上がったのでした
ヨーロッパで人気のエスニック
テンデンスの会場では、オリエンタルテイストの照明や小物が多く見られ、ヨーロッパでのトレンドを表しているようでした。中でもZENZA home accessoriesは、モダンで洗練された雰囲気が特に優れていたブランドです。照明は、メタリックな素材を使いながらも、ハンドメイド感たっぷりで温もりが感じられます。アラビアンテイストの照明を多数扱うZENZA。エジプトからの参加でした。モロッコ風な照明は数多かったのですが、ZENZAはアイテム数が多く、加工のクオリティも高くて印象に残りました
いかがでしたか、ヨーロッパの最新インテリア情報。注目なのはメタリック素材で、それでも柔らかな雰囲気を出せるコーディネートやアイテムが人気。アートとインテリアの組み合わせは永遠のテーマですが、特に質感の高いデザインが目を引いていました。
会場では、日本から来られたバイヤーさんが商談をしている場面に遭遇することもありました。それらのアイテムをまた日本で見るのが楽しみです。「“テンデンス”に見るヨーロッパ最新インテリア 後編」も是非ご覧ください。
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