貯められないのは性格のせい?
貯金できない人は、5つのタイプに分かれます。思い当たる人は今すぐ修正していきましょう!
「貯まらなくて当然」と開き直るのは問題ですが、確かに貯められないタイプの人は存在し、それはわずか数タイプに分類できます。いずれのタイプも自分にあう方法で問題を解決すると、貯金できるように変われそうです。
タイプ1 【いつまでもやらない人】
やる気があるのに行動に移せず、貯められないと思い込むのが特徴です。このタイプは、本を読む、セミナーに参加する、FPに相談するなど、情報収集には積極的ですがその場限りになりがちで、「やった」事実のみに満足してしまいます。もしくは、情報収集の段階なのに習得したと錯覚し、実際に行動するには至りません。熱しやすく冷めやすい性格の方に多い傾向で「自分は貯められない性格」と言う方はこのタイプがダントツです。やる気があり、勉強していても、それを実行しなければ実現できません。きっかけがあれば前進するはずなので、保有する資産(預貯金から株から不動産からすべて)を紙などに書き出してみるなど、自分の現状を知ってから次の行動に出てみましょう。
タイプ2 【何とかなると思う人】
お金(貯金)がなく収入が増えるような見込みもないのに「何とかなるさ」「そのうち自然と貯まるだろう」と思っているタイプです。会社や仕事、収入が永遠にあると信じて疑わない人や、自信過剰の人、のんきすぎて浮世離れした人がこのタイプに該当します。問題意識が薄いので、よほどのことがない限り誰かに相談したりしません。相談しなくちゃ、となるころには、家計はごちゃごちゃ、破綻一歩手前、という状態が少なくありません。根拠のない「何とかなる」は、実際「何ともならない」場合が多いのです。子どもの教育費も住居費も老後資金も「何とかなる」と思っている人は、これから何にどれくらいお金がかかり、全部でいくらお金が必要になってくるのか調べてみましょう。目安はネットで簡単に調べられます。節約してお金を貯めている人は、将来必要なお金を今から準備しています。このタイプは、しっかりと現状と将来の分析を行うことが、最優先事項です。
タイプ3 【続ける仕組み作りが下手な人】
挫折してしまう自分に嫌悪感を持ち、悩んでしまうのがこのタイプ。やる気はあり、また実践に移すことはできるけれども、どうしても続かないという方が多いです。ちょっと貯まると満足し、節約生活にも途中で飽きてしまう。いいところまで来ているのに挫折してしまう、かわいそうなタイプです。このタイプの方は特に「救ってあげたい」という気持ちにさせられます。自己嫌悪や自己批判の気持ちを強く抱き過ぎている人が多く、うまくできない自分にいら立っていることもあります。
このような方は、今すぐ90日貯金プログラムを始めることをおすすめしています。飽きっぽい、継続が苦手な人は、このようにゴールを決めたり、プログラム内の項目を粛々と消化していくようなやり方のほうが、往々にして続けられる傾向が強いからです。また、プログラムを実践しつつ、お金の使い方を消費か浪費か投資か考えるクセがつけば、みだりに浪費することを良しとしない思考回路が必ず形成されていきます。