由来はよくわからない「仲之橋」
仲之橋(なかのはし)というのは、大きな橋と橋の間にあるという意味なのだろうか。同じ読み方の橋が下流にある。現在は、どの橋も同じようにつくられているから、その差はわからないけれど、昔は橋の大きさや形状はそれぞれで、この仲之橋は、ちょっとした橋だったのではないかと推測される。それは次の豊橋が大きな橋ではなかったかと思われるからだ。
豊川稲荷神社からつけられた「豊橋」
豊橋(ゆたかばし)を新宿区側(西早稲田側)へ行くと、都電荒川線の停留所がある。豊島区側をよく見てみると、古い商店街だ。かつてこのあたりはメインストリートだったのではないかと思わせる。その商店街の先に豊川稲荷神社がある。たぶん「豊橋」の由来は、この神社の名前からとったのだと思われる。