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小さい面倒が大きな節約を生む!

私たちは便利の代わりに高いお金を払っているのかもしれません。あなたの小さな「面倒」が、大きな「節約」を生むとしたら?

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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あなたの面倒は「お金」になる!

節約のポイントを簡単にいえば、「あなたの手間」「あなたの面倒」が節約の一歩、ということです。

世の中には便利なサービスや便利な商品がたくさんあふれています。しかし、そうしたサービスや商品を買うということは、「手間をかけないですむ便利さを高いお金で買っている」ということなのです。

逆にいえば、一手間かけると安くなるとか、少しだけ便利じゃなくなると安くなるものをしっかり見極めることができれば、あなたの面倒がお金に換えられるということです。
今回は「面倒」をお金に換えるヒントをご紹介します。

ちょっとした「面倒」でどんどん節約できる

私がよく使う例えは「お茶」です。自販機で買えば500mlが150円です。いつでも冷えたお茶が飲めて助かります。しかし、スーパーやドラッグストアでぬるいお茶をまとめ買いすれば98円だったりします。これで、30%以上トクしています。

しかし、ティーバッグから水出しすると、2リットルが20~30円ですみますから、なんと500mlあたり5円程度になります。

この差は何かといえば「面倒」です。自分で水出し茶を作る手間と時間は、150円の値段になるというわけです。外出先で水出し茶は作れませんから、150円で手間や面倒を買うことができますが、自宅でそんなコストをかけることはムダといえます。

毎日145円浮いた、と思えば、1カ月でなんと4500円にもなる節約を私たちは作り出すことができるのです。

外で珈琲を飲みたいときも、マイボトルを持ち込めば370円のトールラテが20~30円引きになります。「持ち運ぶ」「使用後洗浄する」という手間は、5%のお得を買えるということです。

SUICA等の電子乗車券は便利ですが、あえて回数券を使うと、今でも10%割引(10枚の料金で11枚発券)になります。「予めまとめ買いが必要」「料金範囲に移動が限定される」といった手間や制約が10%近い割引になるわけです。

あなたの「面倒」で節約を買おう

ここには、一例をあげましたが、まだたくさんの「面倒」が、節約のチャンスとしてあなたの周囲に眠っています。

少しずつ積み上げれば、1万円近い「お宝」になるかもしれません。

お金が貯められないと悩んでいる人も、きっと「節約を買う」ことができれば、来月からは貯金できるかも。ぜひ、チャレンジしてみてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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