お金を貯める体質改善ノート/お金を貯める体質改善ノート

「貯金上手」さんになるための銀行の活用方法(2ページ目)

貯金をしたい人は、よほど意志が固い人でない限り、貯蓄専用口座を準備したほうが賢明です。では、口座はいくつ、どのように作るとお得なのでしょうか。貯金したい人に好ましい銀行口座の管理方法や口座開設のコツをお知らせします。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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生活口座には入出金の手数料がかからない銀行を!

貯金上手さんになるための銀行活用法

今は金利を比べてもそう変わりません。それよりも、サービス面でどの銀行に口座を開設するか決めてもいいでしょう。

その意味で、ゆうちょ銀行は生活口座として便利です。土日も「ゆうちょ」のATMなら引き出し手数料はかからないので、休日にお金をおろすことが多い人には◎。
また、「銀行ATMへ行く暇はないが、コンビニATMなら行ける」という人は、三菱東京UFJ銀行など、平日日中の出入金が無料の銀行を選びましょう。
楽天銀行も、利用状況によっては手数料が無料になり、かつ振り込みなどを利用すると、楽天ポイントを貯められます。さらに、そのポイントを振り込み料金に充当できるというよく考えられた仕組みになっています。VISAデビット利用でもポイントが貯まり、同様に利用できるので、うまくすれば手数料負担を賢く減らせるのです。

現在、有店舗型の銀行では、3万円以上の振込みは500円弱かかりますね。これが半額だったり、無料になることはとてもお得なことです。振込みの多い方には特にお得ですね。

このように、銀行との取引のメリット、デメリットを調べて、利息よりお得なサービスを受けましょう。

口座開設のチャンスはキャンペーン金利時期!

実は貯蓄用の口座を開設するには、店舗を持たないネット銀行がお勧めです。地元の銀行より、わずかかもしれませんが金利が高いのです。しかも、ボーナス時期には金利キャンペーンを行うことも多いもの。金利は全体的に有店舗の銀行よりも高いのですが、それよりもさらに高い金利を示すのがキャンペーンです。キャンペーン情報は各ネット銀行のホームページで確認できるのでチェックしてみてください。ただし、ネット銀行は引き出せるATMが限定されていたりと、利便性の面では大手銀行にやや劣るため、しばらく使わないお金を入れておく場所と考えましょう。

また、地銀の定期預金では、宝くじつきとか、お米プレゼントなどの口座もあります。金利が期待できない分、こうしたユニークなプレゼントに付加価値を見出すのもアリかもしれません。

このように、口座は1つでやりくりしていくのではなく、目的別に、どうするとお得に利用できるかを考えて、より効果的な貯金生活を送っていきましょう。


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