虫歯の予防に……初期虫歯の鏡を使った見つけ方
自覚症状が出る前に「目」で見つけてしまう方が、虫歯の発見には有利
虫歯はある程度進行してからでないと自覚症状が現れにくいため、普段から定期検診をしていない人は、初期より進行した状態で発見されることに繋がります。でも虫歯は「感覚よりも視覚」で発見した方が、自覚症状が現れてから治療するよりもずっと初期状態で見つけることができるのです。
4つの症例画像で見る! 超初期虫歯の見つけ方・見分け方
1. 奥歯の金属の周囲をチェック金属や樹脂の周囲に穴や隙間がないかチェック
金属で詰めたり、被せたりしてあるということは、その場所は過去に虫歯になりやすい、ウイークポイントだったということ。
金属は、二度と虫歯になることはありませんが注意が必要なのは、金属に接している自分の歯。色が黒くなっていたり、隙間があるようなら、虫歯の再発の可能性もあります。
2. 前歯の詰め物の周囲をチェック
詰め物の変色よりも、歯の内部変色に注意。この程度は問題なし
歯の溝が黒ければ全て虫歯ということではないが、専門家によるチェックが必要
以前から黒い溝が長期間存在していて、しばらく検診から遠ざかっているのであれば、一度専門家によるチェックをしてもらいましょう。
4. 歯並びが悪い部分は歯の間に注意
歯並びが悪い部分は、歯と歯の間をチェック
初期虫歯発見に役立つおすすめグッズ
普通、歯を磨いた後に、前歯だけチェックして終わりにしがちです。でも本当は奥歯をしっかり確認して欲しいのです。そこで病院で使われているものに近いミラーが1本あると大変便利です。薬局やスーパーなどでも市販品で似たようなものを見つけることができます。さらに暗い口の中で初期虫歯などを発見するためにオススメするのが、最近発売され始めたLEDライト付きのデンタルミラー。
なかでも音波歯ブラシと光るデンタルミラーアタッチメントがセットになった「バトラー ミロライト音波振動ハブラシ」は、付属のデンタルミラーの柄の部分から光が発せられるため、ミラーの周囲が明るくなり見落としがちな磨き残しや、初期虫歯なども発見しやすくなります。
セルフチェックでも鏡と光を利用すれば、視覚で初期虫歯などを発見できるメリットが生まれるのです。
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